こんにちは。YN2-TECHの中村です。
当社は、タイでモノづくり企業を全方位で支援している会社です。
2020年4月に当社の記事が初掲載されてから、6ヵ月が経ちました。
「開発を一緒にやりましょう」とか「○○にチャレンジしたい」など、色々なお客様からご相談や案件をいただいています。案件の地域も様々で、インド、メキシコ、南アフリカ、マレーシア、ベトナム、UAEなど広域にわたります。
社員数も45名まで拡大し、平均年齢も30歳前半という、とても勢いのある会社へ育ってきました。お客様より多くのチャンスをいただき、日々奮闘しております。
その一方で、案件が増えるにつれて、顧客に十分なフォローアップができていない部分があると感じています。アフターサービスについても全力で取り組んでいますが、この先、事業拡大していく上でアフターサービス対応のスピードと品質が遅くなることを危惧しています。
この様な状況を受け、当社はエンジニア、設計部隊とは別に、CS部隊を新設することにしました。
CSとはカスタマー・サティスファクション(顧客満足)のことです。CS専任の日本人技術者を雇い、社内の各部署から集めたタイ人スタッフとともに、顧客のフォローアップに注力します。
YN2-TECHはファブレス(※自社で工場を持たない)でモノづくりを行なっているので、自社の特長を出すために、人任せにしないで自分たちがコンセプト起案、試作、要素部品選定、最終調整をして、我々独自の味付けをして出荷するというマインドを大切にしています。
これによりスピード感のある対応が可能になります。
そういう行動を取っていれば、何か問題などがあった時でもすぐに対応できます。
タイのモノづくりの現場において、生産の自動化推進を検討しているお客様は、皆さん困っていると感じます。
その理由は「構想を考えたいけど時間がない」、「予算不足」、「人材不足」などです。タイに駐在している生産技術や開発担当の日本人担当者様は、工場の管理・生産管理・日本本社様への報告業務なども行なう必要があり、業務過多です。
COVID-19の影響で生産などが落ち込み、業務が暇になるかといえばそうではなく、生産調整、工場のラインの稼働・停止の判断、従業員の人数など、色々な判断を迫られます。
中国に進出していた企業が次々にベトナムなどにシフトして安くて品質が良いものを作りはじめており、タイではより付加価値の高いものが求められ、さらには、カンボジア、ラオス、ミャンマー、フィリピンといった周辺国との差別化を求められていくと思います。
そのため、タイの企業・工場は「より自動化していきたい」、「より開発工程をシンプルにしていきたい」、「DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したい」、「IOT化したい」という悩みを抱えます。
当社は、そんな悩みを抱える駐在員の皆様に頼っていただける存在になりたい。
そして、タイ人からも「YN2-TECHを使えば大丈夫だよ」と信頼してもらえる会社を我々は目指しています。
影武者や忍者のように、お客様を傍らで支えるイメージです。
同時にアフターサービス、保守、メンテナンス、クレーム対応、トラブル対応も重要と考えています。
攻めるが故に守らなければいけません。
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中村 Nakamura
Mobile: +66(0)8-5088-5983
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