海外リモート進出™ 起業塾 その3
会社放置のつけは入国管理局ブラックリスト入り!?
冒頭少しリモート進出とは毛色が違ってみえますが、これが来たら面倒になるような事を皆さんに知ってもらいたく取り上げます。
決算書未提出だといずれ来る!? 警察署からの出頭命令
ほとんどの人には馴染みないことだと信じたいところですが、中にはこの義務付けられた決算書提出を怠って上記のような出頭レターが届いてしまうことがあります。
以前は2、3期分出さなくても出頭レターが来ない時もありましたが、最近は厳しくなっているようで、放置して翌年度の期が終わる頃に来てしまう事例も出てきました。
こういった決算書の提出もさることながら、会社を作った後には他にどんな事に注意しないといけないのかを簡単に見ていきましょう。
原因はそもそもの認識の甘さなど いろいろ
これをみると、いかに会社は作りっぱなしではダメということに気づくのではないでしょうか?
そんなことは分かっているよと言っても、日々の目の前の業務に追われ、法人自体のメンテナンスを忘れてはいないでしょうか?
場合によっては一足飛びにそもそも法人を設立する意味は何だろうかというリモート進出への入口に辿り着きもしますが、ここは結論を急がず、まずは上記の法人維持コストという項目にもあるとおり、次から具体的にそのあたりを見ていきましょう。
海外リモート進出™ 起業塾 その4
で、会社運営に費用ってどのくらいかかるの?
段階別コスト概算例
「意外とかかるなぁ」というのが正直な感想ではないでしょうか?
そうなんです。かかるんです。
もちろん上記のうち、赤でハイライトした部分は内製化可能な部分なので、その分は見なくて済むかもしれません。
ただ、運営時においてかかるコストはそのまま発生すべきものなので、どれだけ規模が小さい会社でも月あたり70万~100万円くらいは維持費でかかると考えておいたほうが良いです。
もちろん撤退時もかかりますのでこれもお忘れなく。
それでもこんなにかけたくないという方にこそ次の提案です。
いっそのこと、法人を作らないというご提案
ここでいよいよリモート進出の本題です。
法人を作らないということは、つまり法人で必要な機能をどうやってカバーするのか明確になっていないと、なかなか踏み切れないのは当然です。
次回はそういった法人の機能面にも注目しながら、法人を設立することの意味にもフォーカスをあててご案内します。