海外リモート進出™ 起業塾 その7
M&Aで会社買うというのもあり!?
今回は、前回とは少し違う切り口で、法人として進出する場合の選択肢として今や身近にもなりつつある M & A による実態について、いつものように平易に取り上げていきます。
日本ではかなり一般的になってきた昨今の状況
上記にまとめたとおり、特に M&A プラットフォームの TRANBI(トランビ)の実例などからすると、所属会社での副業規定などの緩和などによって、場合によっては個人が副業としても参入してくるようなマーケットにもなりつつあるようです。
この TRANBI は2016年にローンチされたサービスですが、わずか5年で登録者数が8万名を超えているというのは、ちょっとした時代の変革を感じます。
廃業するしかなかったような中小零細企業を、サラリーマンに買える機会を作ったというだけでも偉業だと思います。
さて、そうなると気になるのはタイのほうです。
実際のところ、そもそも身近なものになっているのでしょうか?
当社グループの経験からも増えてきている
日系企業の M&A による進出
当社は会計事務所なので、M&A のフェーズでもその中心でもある DD の部分で関与することが多いのですが、その DD のこの1年程度の実例をまとめたものが上記になります。
実は従来からこういった DD の実務はもちろんあったのですが、この1年だけでも上記のとおり M&A を活用した進出が明らかに増えてきています。
従来ペースだと1年に1、2本あるかどうかでしたので、単純に3〜4倍くらいのペースになっています。
前回の法人設立の理由として「何となく」というのがありましたが、その「何となく」を確実な理由とすることにも一役担えるのが、この M&A ではないかと睨んでおります。
実のところ、そのマーケットを喚起するような仕掛けを当社の新しいメニューにしようと考えているのですが、これはまた別途のお楽しみということで。
海外リモート進出™ 起業塾 その8
お金の動かし方いろいろ
さて、今回は少し閑話休題的なトピックになります。
海外進出というと、どうしてもグローバル間での送金が発生してきます。
世界的に厳しくなってきている送金事情ですが、ここではそのことについて触れていきます。
お金はそう簡単に送れない
上記のような背景もあって、国際間送金はとても厳しくなってきているのが昨今の情勢です。
では身近なところでは、どのような影響が実際に出ているのでしょうか?
これって、意外と困ります
上記ではさらっとまとめてありますが、個別ケースによっても、また銀行支店によっても、かなり対応にバラつきなどもあり、一概にまとめられないのが正直なところです。
ですので、出来れば専門家に相談してもらいたいところです。
次回は法人が存在する限り避けようがなく、ついてまわるトピックを取り上げていきます。
引き続きよろしくお願いします。
海外リモート進出™ 起業塾 THE MOVIES