相川:冒頭から恐縮ですが、まずは皆さんに質問です。
(問1)日本からタイに出向した社員への給与、さあ税務上の取り扱いはどうする?
(問2)日本と現地子会社、親子間の取り引き処理、さあどうする?
(問3)第3国を経由したほうが、節税になるって本当?
いかがでしょうか。これら質問への解答を直ちに明示できる日系会計サービスは、タイでもそう多くはないでしょう。アジアに6拠点を構えるAAA+グループでは、日本側の税務処理だけに止まらず、こうしたグローバルな質問についても一つ一つ丁寧にお答えをしています。
但野:私たちは、お客様の抱えるお悩みや困り事にワンストップで対応できる国際ネットワークシステムを構築しています。それがAAA+グループ。バンコクに居ながらにして、クロスボーダーに関わる案件や各国の納税実務に対応できる仕組みを整えました。私たちの根底にある自慢です。
相川:企業活動はより一層の国際化を迎えています。もはや一国だけでは成り立ち得ません。そうした時、例えばミャンマーやベトナムに工場を建てた時に、日本の会計税務にどう影響が出るのか。また、租税条約の観点から第3国(例えばシンガポール)を経由したほうが節税上の効果が出るのではないか。きめの細かい瞬時の判断が必要となってきます。
但野:それらがまさに、私たちの強みです。企業価値を最大限に高めることのできる総合会計サービス。税務処理に止まらない企業の事業展開に関わる全て。しかもワンストップサービス。主要アセアン各国に拠点があるAAA+グループだからこそできるサービスなのです。
相川:企業価値最大化のサービスに加えて、企業オーナー様ら富裕層向け個人資産最大化のためのサポートも行っています。海外銀行口座や証券口座開設のためのご案内。プライベートバンクのご紹介。海外不動産の購入や運用などのお手伝い。さらにオーナー様自身の居住ビザ取得に向けた各種サービスまで手広く展開しています。
但野:そのための事業会社の一つが、2015年設立のグループ企業「Asset & Accouting Advisors Co.,Ltd.」です。1棟もの不動産の運用を得意としており、資産管理に向けたトータルアドバイザーとしての実績を積んでいます。もちろん、これらのサービスもワンストップでのご利用が可能です。バンコクオフィス開所以来の「お客様目線」「現場主義」はここにも反映されています。
相川:AAA+グループには公認会計士や税理士、上場企業でCFOを経験した専門的で豊富な知見を備えたプロフェッショナルが多数在籍し、最終的な窓口を務めています。今後も加速されるであろう日系企業の国際進出。私たちは、私たち自身の拠点も増やしながら、今後もこれら企業のアジア進出を支えて行きます。
但野:当面の拠点づくりとしては、2019年前半のベトナムの常勤化に加え、賃金の安価なラオスや自動車産業などの盛んなインドネシアへの進出を検討しています。そのうえで、マレーシアやフィリピンなどアセアン全域を網羅していきたいと考えています。「アジア進出ならAAA+グループ」。そう呼ばれる日まで、私たちの挑戦は続きます。