粗さ測定と形状測定を一度に解決!
表面粗さ・輪郭形状測定機「SURFCOM NEX 200」
29/10/2024
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Accretech (Thailand) Co., Ltd.

東京精密が手掛ける表面粗さ・輪郭形状測定機「SURFCOM NEX 200」(サーフコムネックス)は、表面粗さと輪郭形状の同時測定を可能にするハイブリッド&マルチ測定機です。

本稿では、自動化と省人化を実現し、業務の生産性を大幅に向上させる同製品の特長をご紹介します。



ワントレースで測定完了!自動化・省人化を進める新開発ハイブリッド検出器搭載

従来の計測機器では、表面粗さと輪郭形状は異なる機器で測定するのが一般的であり、両方を測定可能な機器でも測定子の交換や角度調整が必要でした。
しかし、SURFCOM NEX 200は1つの測定子でこれらの測定(面粗度、R・寸法測定etc.)をワントレースで完了させることが可能です。測定子を交換する手間や、ワークのアライメント(部品の向き調整)にかかる時間を大幅に削減。製造現場において、異なる検出器を使い分ける手間を削減し、短時間での検査を実現します。更にCNCプログラムを組むことで作業者は部品をセットして、スタートボタンを押すだけで測定から解析まで自動で行うことが可能です。

▲表面粗さ・輪郭形状をワントレースで効率良く評価。あらゆるワークピースに対応。

新開発のワイドレンジハイブリッド検出器を搭載し、自動プログラム機能により、従来の4ステップだった測定作業が1ステップで完了。工程ごとの測定結果も液晶画面で簡単に確認ができるため、手作業による測定ミスが減り、作業者の習熟度に依存しない、正確な測定が可能になります。


表面粗さと輪郭形状を「ハイブリッド検出器で」一度に測定する場合


「別々の測定機で」測定する場合


「検出器を交換して1台で」測定する場合


特許技術リニアモータ駆動と独自の計測技術で業界トップクラスの高精度測定を実現

サーフコムは高速なリニアモータ駆動を採用しており、超低振動駆動機構により振動によるノイズを抑えた高精度な測定を実現します。また、新型レンジハイブリッド検出器により、Z軸測定範囲は13mmと従来機の2.6倍に拡張されており、最大52mmまで対応可能。温度変化にも対応し、20℃±5℃という広範囲で精度が保証されるため、温度管理が難しい環境下でも安定した計測が可能です。

▲駆動速度の大幅な向上により、手動でのワークピースへのアプローチや、CNCプランの作成、CNC測定中の駆動時間を短縮。

▲従来機比2.6倍のワイドレンジであらゆるワークピースを効率良く測定。最大52mmまで対応可能。

▲リアルタイムスケール温度補正による広い精度保証温度範囲20℃±5℃

■メンテナンスフリー設計

X軸のリニアモータ駆動とZ軸新開発コラムの無給油摺動材の採用及び特殊コーティングによるメンテナンスフリーの設計が、日常的なメンテナンスの手間を軽減し、安定した性能を長期間維持します。

▲ボールねじやモータの動力を伝えるギアボックス部を排したシンプル構造。駆動部への日常的な給油やグリスアップ不要を実現

▲高耐久性かつデイリーメンテナンスフリーの新開発コラムを採用

■多言語対応の直感的な操作性

10か国語以上に対応しており、タイ語を含む言語切り替えもワンクリックで完了。グローバルな製造現場においても使いやすく、液晶画面に直感的な操作ガイドが表示されるため、誰でもすぐに使いこなせる設計となっています。


このように、アクレーテク(タイランド)が提供するサーフコムネックスは、表面粗さと輪郭形状の測定を1台で行う革新的なハイブリッド測定機です。これまでに、世界で1万台以上の販売実績があり、タイでも多くの導入実績を誇ります。バンナーショールーム及びアマタシティ チョンブリショールームに実機(在庫機)もございますのでテスト測定のご相談にも対応しております。

タイで表面粗さ・輪郭形状の測定に課題をお持ちの方や測定における自動化・省人化をご検討の方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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