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基礎から学ぶ“幾何公差”シリーズ。測定において欠かすことのできない重要な基礎知識をご紹介!
前回、第1弾では、位置度について解説を致しましたが、今回、第2弾では、位置公差のなかでも定義の違いがわかりづらく、間違えやすい「同心度」「同軸度」について解説していきます。
今回はACCRETECHタイのセールスエンジニア人見とセールスマネージャーのポムがナビゲートを務めます。
例えば、図の円柱のワークの中心を見たとき、2つの円柱の中心の狂いの大きさが同心度になります。わかりやすくすると、右図の赤い円と黒い円の中心とのズレが同心度ですね。この図面ではズレ量をφ0.1の範囲に収めるという指示を表しています。
例えば、上図のような径が異なる円柱が組み合わさったワークの場合、径が大きい円柱と径が小さい円柱の軸の狂いの大きさが同軸度です。右図の赤い中心線が評価する軸であり、そこのズレ量をφ0.1の範囲に収めることが指示されています。同軸度は、一般的にデータム軸から一番離れた軸の端で評価します。
積載質量やコラムサイズ、必要な測定項目などに応じて機種を選択できる豊富な製品ラインナップが特長。1台で真円度・直径・表面粗さなどの多彩な測定機能がカスタマイズ可能です。
「AFD(測定力コントロール検出器)」や「XY軸自動ステージ」などの省力化オプションを組み合わせることで工程を自動化し、測定効率を各段に高めます。
▶ 基礎から学ぶ幾何公差(GD&T)講座シリーズVol.1 「位置度」