粉粒体機器のニッチトップメーカー「アイシン産業」
タイでも顧客とともに考える企業でありたい
29/10/2024
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村松 真司Factory Director

粉粒体機器の専業メーカー「アイシン産業」は、1972年に創業しました。
日本が高度経済成長期を経て経済大国となり、生産工程の自動化・省力化に挑み始めた時期と重なります。
これまでに納入した粉粒体機器は、日本国内だけで総計10万台以上。化学全般から食品・医療・窯業・ゴム・金属まで市場は多岐に渡り、「粉粒体」というニッチな世界から、あらゆる産業の発展に貢献しています。




「粉」からはじまる私たちのくらし

様々な粉粒体機器の中でも、「ロータリーバルブ(ロータリーフィーダー)」と呼ばれる粉体の供給・排出機と「ボールダイバーターバルブ」と呼ばれる粉粒体の空気輸送用分岐弁が当社の主力製品です。

左:ロータリーバルブ(ロータリーフィーダー) 右:ボールダイバーターバルブ


ロータリーバルブは、日本国内トップシェアにあり、多くの実績を持っています。
必要とされる機器の供給・排出性能は目的によって異なりますが、当社は、お客様の要件をヒアリングし、あらゆる仕様の組み合わせの中から最適な一台をご提案いたします。


アイシン産業の技術と安心をタイ国、そしてASEANへ

海外展開は、08年の中国法人の開設から始まりました。江蘇省無錫市に100%独資の「無錫愛信機械科技有限公司」を設立し、機器の販売・メンテナンスに取り組みました。顧客が増えるにつれて設備納入の引き合いも多くなり、粉粒体機器を始め集塵機等を設計販売する等のエンジニアリング事業にも挑戦するようになりました。

タイ法人は18年5月に設立されました。海外2カ所目の拠点です。ベトナムやインドネシアを含むASEAN一帯から日本本社に照会が相次ぐようになったため、進出を決めました。タイをASEANのハブとして機器の輸出も行なっています。インドでは、19年12月に現地の老舗メーカーと合弁法人を設立しています。【Aishin India Private Limited】

粉粒体機器の市場は、タイはもとよりASEAN一円ではまだまだ未成熟。
これは、私たちが貢献できる可能性が大いにあると考えています。ゴムや樹脂等の化学全般、食品、バッテリー関連分野等、有望な成長産業が多数あります。ローカル企業にも寄り添いながら、メンテナンスサービスと合わせた提案活動を展開していきます。


タイの自動化・省人化にも貢献する粉粒体機器

当社の製品は、設備の自動化・省人化という点でもお客様に貢献していきます。
粉粒体機器の異物混入を検知したり、人と接触した時に機械が自動で停止する等、IoTを活用し、異常の「見える化」にいち早く開発着手。今後はこれにより、作業員のけがや人的ミスが劇的に改善していきます。
今後、自動化の波が加速するタイにおいても間違いなく求められていくニーズです。

当社は、粉粒体機器のニッチトップメーカーとして、日本のみならずタイにおいても、最高のクオリティとオリジナリティにあふれる製品をご提供します。
設立当初から今までもそうだったように、機器を販売するだけの売りきりの姿勢は取りません。愚直なまでに現場に足を運び、お客様と共に悩み・考え・成長する企業であり続けたいと思っています。

村松 真司 Shinji Muramatsu
Factory Director

1994年入社。生産・技術・開発分野を主に歩み、中国法人では工場長を歴任した。タイ法人設立をめぐっては2018年の立ち上げから参加。

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