堀内テクノロジー(株式会社 堀内テクノロジー/本社:静岡県磐田市)のタイ法人・堀内テクノロジー(タイランド)は、日本同様にプレス金型設計・製作、試作品製作、3次元加工のメーカー。
1960年の創業以来、一貫して高精度・短納期・ローコストな金型をお客様に提供すべく、日々研鑽を重ねています。
ここタイには2010年に進出し、アマタシティ ラヨン工業団地内の自社工場にて、日本品質の高精度なプレス金型の設計・製造を行っています。
CGS ASIAは、堀内テクノロジー(タイランド)の金型設計をバックアップし、同社が目指している「プレス設計・製造現地化への取り組みの一環として、設計工数の大幅な削減」を達成するための一助を担っています。
堀内テクノロジー(タイランド)
堀内 春寿(ほりうち はるとし)社長のコメント
CGS さんとは、35年の長いお付き合いです。
私が日本で金型設計をしていた当初はドラフターを使って手書きで図面を引いていました。
その後、PC で動くCAD / CAM ソフトが CGS から発売され、金型設計にはUNIX版『EXCESS-V4』の時から使っています。
堀内テクノロジーが得意とするのは、順送プレス用(プログレ)金型の設計と製造です。
『どこよりも早く、いいものを』というコンセプトで、タイでも高精度の金型を作り、お客様のもとへ短納期(他社の1/2〜1/3)でお届けしています。
金型作りにおいて一番肝心なのは、『金型の設計力』です。
今計画では CGS ASIA さんのお力を借りながら、当社の優秀な設計者たちがタイ人ベースで『EXCESS-HYBRID Ⅱ』などを使った金型の設計・製作を効率化する仕組みを策定し、工数短縮の実現を目指します。
堀内テクノロジー(タイランド)
ポンシリさんのコメント
こんにちは、堀内テクノロジー(タイランド)のダイデザイン エンジニア、ポンシリと申します。
私たちは、金型設計の作業時間を短縮するために、作業プロセスを削減する目標を目指しています。この目標を実現させるために、当社は金型設計の作業で CGS ASIAの EXCESS-HYBRID Ⅱ を導入しています。
新バージョンにある『部品ばらし』機能で、組図から部品図へ自動ばらしが可能です。
これにより、作業プロセスが削減できて、エラーを解消することができます。
CGS ASIA・柏口(かしぐち)
リージョナル セールス マネージャーのコメント
堀内テクノロジー(タイランド)様のように、タイでプレス金型設計を内製できる企業はまだ少ないのが現状です。
同社は、タイで若い人材を採用し、金型設計技術者として育成し、日本と同等品質の金型を製造しています。また、設計者の方々も失敗を恐れず、目の前の金型をより効率的に設計し製造するにはどうしたらよいか、試行錯誤しながら仕事に取り組んでいます。
その働く光景はとても活気があり、社長の手腕とこの上ない社員様への愛情を感じます。
将来的には「日本の設計工数も現地で支援できるように」と取り組まれています。
その目標実現のためにも、当社が恒久的にサポートさせて頂く事が今後の我々の務めでもあります。
今回は、当社のタイ人スタッフが堀内テクノロジー(タイランド)様のタイ人設計者の生の声を取り入れながら、EXCESS-HYBRID Ⅱの『部品ばらし機能』を活用し、設計効率化の実現に向けて二人三脚で取り組んでまいります。
CGS ASIA・関(せき)
テクニカル マネージャーのコメント
堀内テクノロジー(タイランド)様では、EXCESS-HYBRID Ⅱ の導入によって金型設計のより効率的なワークフローを築き、設計から製造までタイでの一貫生産体制を強化していくことを目指します。
その取り組みのキーとして、EXCESS-HYBRID Ⅱ の最新版『部品ばらし』機能の活用を進めていきます。
EXCESS-HYBRID Ⅱ は設計工数を大幅に短縮する機能を数多く搭載しており、その中でも『部品ばらし』機能は金型の組図を設計後、膨大な数の部品図を自動で一括作成することができます。
さらに、組図と部品図を同期させることもできますので、トライや量産で金型に修正が発生した際には組図と部品図双方に修正が反映されます。
そして、MISUMIやFUTABAなどの標準部品データベースも搭載しておりますので、部品数量の確認や部品名称の入力など手間のかかる部品表作成も自動化できます。
また、CAD図面には穴属性を付けることができますので、EXCESS-HYBRID Ⅱ のCAMがあればプレートなど膨大な数の穴が存在する部品でも即座に加工データが作成できます。
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