オーダー情報や工程情報の一元管理を支援する工程管理ソフト「AIQ(アイク)」。2023年3月に新たに量産管理向け機能(英語版対応)が搭載され、製造現場向けの機能がより一層拡充されました。
今回は、金型・部品製造現場で使用されている既存の「製造向けの機能」に加えて「量産向けの機能」についてもご紹介します。
金型・部品製造向け工程管理ソフト「AIQ(アイク)」は、設備や作業者や工程といった自社独自の情報をデータベース化し、受発注情報や実績情報を登録することで、日程・進捗・実績・負荷・原価のリアルタイムでの“見える化”を行います。ムリやムダな作業を削減し、生産性向上を目指したソフトウェアです。
例えば、以下のような課題のスムーズな解決が可能です。
「ファイル管理が煩雑になりうまく情報共有ができていない」「現場担当者に任せているので進捗が見えづらい」といったお悩みを抱えられている現場管理者や生産管理者の方々は、AIQを活用した工程管理がおすすめです。
新たに追加された「量産向け機能」には、1日に数千個単位で製品製造を行う量産工場に適した機能が盛り込まれています。内示情報をもとにシステム内で所要量計算を行うことで、製品・材料の在庫カレンダーから在庫の不足や過剰を確認し、最適な材料発注や生産予定を支援します。
例えば、以下のような在庫最適化にまつわる課題を抱える製造現場におすすめです。
■ ロット管理
各製品や材料に自動的に割り当てられたロットナンバーを使用して追跡を行い、問題や不良が発生した場合に波及範囲(原因)特定に活用することができます。
■ ショット管理(量産カルテ)
消耗部品の製造タイミングを製造管理のオーダー情報と連携させ、計画的なメンテナンスを行うことができます。金型のショット数の管理とメンテナンス情報の共有が可能です。過去の履歴を確認することで、メンテナンス頻度の高い部品を把握し、次回作成する金型の改善につなげることができます。
AIQはシステムの拡張性を高めるため、管理したい項目にあわせてオプション(モジュール)を自由に組み合わせていただくことが可能です。お客様の課題をヒアリングして最適な構成プランをご提案させていただきます。
日本をはじめ、タイを含むAIQ販売エリアでは、製造向け機能を中心とした以下の構成での導入実績が増えています。
・現場の見える化
・進捗確認
・実績、原価管理
・PDCAサイクルによる改善
・スケジューリング、納期対策
AIQは金型・部品製造分野に特化したCGS自社開発のソフトウェアであり、ユーザーからの要望も毎年のバージョンアップで反映しております。 タイ現地でも充実した運用サポート体制を構築しており、システム導入立上げから日々の運用まで現地でのサポートが可能です。
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