INDEX
1. エアリークテスターの種類
2. 各エアリークテスターの特長
3. 差圧式エアリークテスターの動作
4. 圧力変化と漏れの関係
エアリークテスター運用上の注意
5. ① 加圧エアーの断熱圧縮による温度変化
6. ② ワークとシールジグの温度差
7. ③ ワークと大気の温度差
8. ④ 外部からの熱影響
9. ⑤ 供給エアーの温度
ワークにエアーを印加すると、断熱圧縮によるワーク内のエアー温度が大きく上昇します。上のグラフは、ある条件で実際に測定した時の温度上昇です。
計算上では相当な温度になるのですが、実測すると温度センサの熱容量の影響で、数十度の温度上昇しか計測できません。
エアリークテスターは、この温度上昇がある程度常温になるまで待機しなくてはなりません。リークテストに時間がかかるのは、このエアーが落ち着くのを待たないといけないからです。
このような断熱圧縮による影響を補正して検査時間を短くする機能が、リークテスターに搭載されています。
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