エアリークテスターを利用した漏れ検査⑥
ワークとシールジグの温度差
ワークとシールジグの温度差
28/10/2024
西村 宏Managing Director
INDEX
エアリークテスターの種類
各エアリークテスターの特長
差圧式エアリークテスターの動作
圧力変化と漏れの関係
エアリークテスター運用上の注意
① 加圧エアーの断熱圧縮による温度変化
② ワークとシールジグの温度差
③ ワークと大気の温度差
④ 外部からの熱影響
⑤ 供給エアーの温度
6. ワークとシールジグの温度差
ワークとジグ(シールジグ)に大きな温度差があると、この二つの間で熱交換を始めてしまい、ワークの温度が変化します。変化したワークの温度に釣られてワーク内のエアー温度も変わり、圧力を変化させてしまいます。
そのため、できるだけジグとワークの接触面を小さくして、熱交換をしないようなジグ構造とする必要があります。
タイは、日本のように大きな温度変化がないので、日本ほどワークとジグの熱交換による影響は少ないです。タイはリークテスターに優しい環境と言えますね。
▶︎ 7. ワークと大気の温度差へ続く
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