INDEX
1. エアリークテスターの種類
2. 各エアリークテスターの特長
3. 差圧式エアリークテスターの動作
4. 圧力変化と漏れの関係
エアリークテスター運用上の注意
5. ① 加圧エアーの断熱圧縮による温度変化
6. ② ワークとシールジグの温度差
7. ③ ワークと大気の温度差
8. ④ 外部からの熱影響
9. ⑤ 供給エアーの温度
1. 工場エアーの経路が、天井近くの熱がこもった場所を通っている
2. エアコンの風が、直接エアー配管に当たっている
3. 工場エアーの配管に、直射日光が当たっている
外部からの熱影響だけではなく、供給エアーの温度にも注意する必要があります。
通常、供給エアーの温度による影響はほとんどないのですが、稀に工場エアーの取回しでエア温度が極端に変わってしまっていることがあります。
例えば、天井近くの熱がこもっている場所でエアーが滞留するような配管経路になっている場合や、配管が直接エアコンの冷たい風を受けていて、エアー温度が低くなってしまっている場合があります。
エアコンプレッサーが施設の外にあり、配管が直射日光を受けている場合にも、エアー温度が変化しリークテストに影響することがあります。
以上で、エアリークテスターを利用した漏れ検査についての解説を終わります。
エアリークテスターの正しい使い方や最適なテスト環境の知識があれば、正確なエア漏れ検査を実施することができます。ご不明の点があれば、遠慮なく当社までお問い合わせください。
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