タイの建築基準法により、オフィスや工場などの換気基準が決められているのをご存知でしょうか?
その建築基準法では、1時間当たりの室内の空気の交換回数が決められており、換気扇や換気機能のあるエアコンなど、適切な設備の設置が求められています。
しかし、ここタイでは、換気を行なうための換気扇の数が足りない、単に窓を開け閉めして空気を入れ替えているだけ、などという施設がたくさんあります。
普通のエアコンの場合、室内の空気を循環させているだけなので、換気が行なわれていませんし、窓を開けての換気ですと、せっかく冷やした空気が外に逃げてしまいます。
機械換気と自然換気
機械換気とは、換気扇を使って室内の空気を強制的に排出する、もしくは室内に新鮮な空気を取り入れることです。
一方の自然換気は、建物に取り付けられた窓や扉を開けて、自然に空気を流れさせることです。工場などで換気扇を一切つけない場合は、床面積の10%を開口する必要があります。開口部は、開閉可能な窓/シャッター/扉/金網など、外部に向けられたもので、事務所や廊下に面した窓や扉は開口と認められません。
なぜ換気が必要なのか?
換気とは、部屋の空気中にある汚染物資(二酸化炭素・一酸化炭素・ウイルス・細菌・ハウスダスト等)を部屋の中から外へ出したり、薄めたりすることです。
今、コロナ禍により空気の質に対する関心が高まり、タイのオフィスや工場など、あらゆる場所で換気の重要性が見直されています。
ほとんどのエアコンには換気機能が付いていないため、エアコン以外の方法で換気をする必要があります。
第一セントラル(タイランド)が取り扱うダイキンの業務用換気機器(全熱交換器)を業務用エアコンと組み合わせることによって、エアコンを使いながら効率よく換気する事が可能になります。
また、旧式のノンインバータエアコンを使っている場合、インバータ式のエアコンにすることにより、同時に省エネ化を実現できます。
全熱交換器ユニット
ダイキンエアコンと連動して、様々な状況に応じた省エネ換気が可能になる全熱交換器ユニットに『ベンティエール』があります。
ベンティエールは、高性能フィルターユニット(別売品)を取り付けることにより、PM2.5やウイルス、細菌など0.3 μm~2.5 μmサイズの粒子を90 %キャッチ(自社基準)することができます。
・CO2 濃度に応じて、必要最低限の換気量を確保しながら省エネが図れる
・CO2 濃度をリアルタイムにリモコン画面(別売品)で確認可能
・高効率なDCモーターの採用で消費電力を大幅削減
・自動静圧調整機能(風量一定制御)で設置時の風量調整を自動化
・給気/排気個別の風量多段階設定が行なえ、多彩な換気方式にも対応
・24時間換気運転に対応
設置可能な施設など(例)
・オフィス | ・事務所 | ・ビル |
・店舗 | ・商店 | ・飲食店 |
・レストラン | ・理容室 | ・美容室 |
・クリニック | ・病院 | ・病室 |
・学校 | ・教室 | ・体育館 |
・教育施設 | ・幼稚園 | ・保育園 |
Office
Tel: +66 (0)2-170-6765
原 Hara
Mobile: +66(0)890-243-800
Email: hara-d@dcsk.co.jp