害虫・害獣対策を行っているのに効果がみられない。
駆除業者が薬剤を撒いているのに害虫が消えない。
タイでそういった課題をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか?
理由として、害虫・害獣の発生源や侵入経路にまで対策が行われていない可能性が考えられます。
そういった場合、弊社EISEIでは、総合的有害生物管理(Integrated Pest Management : IPM)の概念を取り入れ、実施いたします。
IPMの主な管理方法は以下の4手法に区分しています。
1.Cultural:環境管理
作物の品種選択や植付け時期・間引き・水やり・肥料の適切な利用などを通じて、作物の健康を維持し、害虫の発生を減らす。有害生物が住みにくく、生れにくい環境に改善する。
2. Physical – Mechanical:物理的管理
害虫・害獣の侵入を防ぐために、バリアや罠などの物理的な手段を使用する。
3. Biological:生物的管理
天敵や寄生生物など、自然の生物学的制御要素を活用して、害虫の発生を制御する。
4. Chemical:化学的管理
必要に応じて、最小限の化学的制御手段を使用する。
IPMは、化学的な防除だけでなく、生物学的・物理学的・環境的な方法を組み合わせた害虫を管理するための持続可能で環境に優しい手法です。
もちろん、薬剤を使用しない場合は人体に対しても安全な手法なので、環境へのリスクを低減することにもつながります。
上の図にもあるように、化学物質による管理は最も毒性の高い手法であり、持続可能性も低い手法です。害虫を駆除するだけではなく、その発生源や侵入経路を管理をしなければ持続的な効果は見込めません。 EISEIでは総合的な衛生管理サービスとして、ネズミ・害鳥・害虫などの対策を現状分析からあわせてご提案致します。