※注意:この記事にはゴキブリの画像が含まれています。
皆様は普段の生活で自宅、浴室、キッチン、レストラン、フードコートなどでゴキブリを見つけたことがありますか? 1年を通して熱帯気候のタイではより発生する数が多く、特に衛生環境面が重視される飲食店などにとって、とても厄介で駆除したい対象となる存在でしょう。
ゴキブリは生物の死骸も食べることがあります。そのため、食中毒・下痢・腹痛を引き起こすサルモネラ菌を媒介します。さらに、呼吸器アレルギーの主な原因にもなります。
エイセイタイランドがさまざまな場所でゴキブリ駆除サービスを提供してきた経験から、一般的によくみられるゴキブリとして、2 種類挙げられます。
1.ワモンゴキブリ
住宅、マンション、アパートでよく見られるゴキブリです。このタイプは通常、水道管・排水溝・浄化槽・屋根と天井の隙間などの湿気の多い場所に生息します。屋外で多く見受けられますが、屋内環境の状況によっては(例:油汚れが多いレストラン、ゴミが多い部屋、物が多い部屋)もちろん繁殖することが可能です。
2.チャバネゴキブリ
キッチン、レストラン、食料品市場などでよく見られるゴキブリです。テーブルの下・椅子の下・シンクの下・皿の下・キッチンの壁の角などによく見られます。
ゴキブリ用トラップを使ってゴキブリを自力で駆除する人も多いと思いますが、トラップを設置して、いくらゴキブリを捕まえても完全にいなくなることはありません。その理由は、市販のゴキブリトラップにはゴキブリを引き寄せるフェロモンが付いていますが、フェロモンの誘引範囲が限られているため、あらゆる場所で構造物に隠れているゴキブリすべてを引き寄せることができないからです。そのため、フェロモンに誘引されないゴキブリやゴキブリハウスから離れた場所にいるゴキブリは、繁殖を続けてしまうのです。
さらに、デパートやコンビニで購入した殺虫剤をスプレーする場合も同様です。いくらスプレーしても死なない、あるいは逃げられてしまった、という人も多いでしょう。これは、こうした殺虫剤スプレーの有効成分がかなり弱いためです。
また、通常ピレスロイド系と呼ばれる化学物質群は、ゴキブリが耐性を持つようになってきていると研究で発表されている薬品です。長期間の継続使用により、薬剤に耐性を持つ世代となったゴキブリは、簡単に駆除することができなくなってきます。
殺虫剤でゴキブリを駆除したい場合は、ゴキブリが受ける毒素の量が死ぬのに十分な量になるように、長時間直接ゴキブリにスプレーする必要があります。しかし、これを行うとスプレーする人が多くの化学物質を吸い込むことになり、人体の健康に悪影響を与える可能性があります。
ここまで読んでも、害虫駆除業者にゴキブリ駆除を依頼したくないという方に、おすすめの方法があります。効果が高く、薬品による人体への悪影響がない、誰でもできるゴキブリ駆除方法です。
それは、食器用洗剤を水に混ぜて、ゴキブリに直接かけたり、スプレーしたりすることです。食器用洗剤を混ぜた水に触れたゴキブリはほぼ即死します。これは、食器用洗剤に脂肪除去に優れた界面活性剤が含まれているためです。この物質は、ゴキブリの呼吸器官を守っている脂肪層を除去し、水が侵入して呼吸器官を塞ぐことで、ゴキブリを死滅させます。
ただし、欠点もあります。ゴキブリに洗剤液を直接吹きかけることで、食器用洗剤により床や壁が非常に滑りやすくなるため、掃除が必要になる点です。
住宅・キッチン(水回り)・レストラン・工場など、タイではゴキブリの存在はとても日常的です。
エイセイタイランドでは、ゴキブリ駆除に関する課題やお悩み解決のために、現場調査と最適な駆除方法のご提案を行っています。