日本はもちろん、タイ国内でもマシニングセンタの製造と販売を手掛けて、現地ニーズに応えてきたエンシュウタイランド。そんなエンシュウより、新たなマシニングセンタ『Saving Centerシリーズ』が新発売となりました。
新シリーズ『Saving Center』は、2024年に本発売となりました。
Saving Centerは従来MCとここが違う!
✔ 省スペース
特に機械の高さを抑えて、工場全体の見通しが良好に
✔ 省エネルギー
消費電力を従来機より削減
✔ 省コスト
従来機に比べて安価な価格設定
✔ 自動化しやすい構造設計
天井が空いてガンドリーローダやロボットなど設置しやすい
✔ オプションも取りつけやすい
パレタイザ、パーツフィーダなどとドッキングしやすい
シリーズの中でも今回特にご紹介したいのが、立形マシニングセンタ『SV130』です。
立形マシニングセンタ『SV130』は、#15主軸で小型ながら広い加工エリアを持ち、細かく小さな穴を高速で加工できる立形マシニングセンタです。
省スペースや省エネルギーといったSaving Centerとしての特長に加えて、SV130はスピンドル5万回転(カスタマイズ)させることができます。
標準設定は、タイでも非常に多い自動車部品加工向けの2万回転ですが、主軸と冷却装置付きで5万回転へカスタマイズすることができ、高速で微細加工ができるようになっています。
スピンドル5万回転の強みは?
✔ 高速加工のため、切削時間・サイクルタイムを短縮
✔ ツール寿命が長持ち
✔ 高硬度素材や削りづらい素材の加工が可能
例)セラミック、ガラス、樹脂、超硬合金
✔ バリが出にくい
✔ 微細加工(細く小さな穴の切削加工)ができる
エンシュウのSV130としての強みは、小型かつ余分な機能が無い分、安価でありながら5万回転ができることです。これらの特長が揃う機械は市場にまだほとんどありません。
タイでは、本来5万回転を使いたい加工でも、実際はそれより少ない回転で加工しているケースも多々見受けられます。
横形マシニングセンタ『SH350』は、自動車部品加工のなかでも長さのあるワークの加工に最適なマシニングセンタです。
横形や自動化の導入を手軽にしたいというお客様におすすめしたい一台です。
これまでエンシュウでは、タイ工場にて立形マシニングセンタの生産をしてきましたが、今年から横形も本格生産を始めます。
今回ご紹介したSaving Centerシリーズ2機種とも、タイのエンシュウ工場内にデモ機を展示しています。
半導体やジュエリーなどのテストピースを提供いただければ、テスト加工も受付しております。
2万回転、5万回転ともにテスト対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
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