サクションタワークリーナー ― HAKUSAN (THAILAND) ―
お使いのクーラントタンク、こんなことになっていませんか?
1.溜まった切粉
クーラントタンク内に滞留した切粉を放っておくと、切粉から溶け出した金属成分と水溶性油剤が反応して、スカム(汚泥)が発生することがあります。これが原因で水溶性油剤の割合が下がるため、クーラント液本来の効果が低下してしまいます。
2.他油の混入
クーラント液に工作機械の作動油や潤滑油などが混入すると、液中で必要な油分が他油に奪われてしまうことも。1と同様に水溶性油剤の割合が下がるため、効果が低下してしまいます。
3.微生物の影響
クーラント液は絶えず外気と接しており、バクテリア(微生物)が混入しやすい環境です。
スカム(汚泥)や混入油はバクテリアの食糧となる上、設備稼働中に温まったクーラント液内はバクテリアが繁殖しやすい状態です。悪臭の原因になり、工場としての環境が悪化してしまいます。
下記二点を含め、切粉や混入油を取り除き、きれいに保つことが大切です!
1.チップコンベアやフィルター等の使用
切粉を長期滞留させないため、常時切粉をタンク外へ排出する適正なチップコンベアやフィルターの使用が推奨されます。浮上油はオイルスキマーなどの浮上油回収装置で除去可能です。
2.クーラントタンク内の定期清掃
高性能なフィルターでも、長年使い続けるとタンク内に微細な切粉や不純物が溜まります。定期的に沈殿したスラッジを除去することで、クーラント液の寿命を伸ばすことができます。
弊社では、面倒な清掃作業を効率的に行なえるサクションタワークリーナーをご提供しています。
▼サクションタワークリーナーの構造
▼サクションタワークリーナーのフロー
1.一人でも作業が簡単
手押し台車式で移動しやすく、複数台を清掃して回るのに便利。
また、エアー式ダイヤフラムポンプ使用のため、近くの工場エアを繋ぐだけ。あとは吸引ノズルと吐出ノズルをタンクに繋ぐだけですぐに清掃可能。
ノズルに付いている固定クランパーがホースの暴れを防止。一人作業が可能。
2.微細な切粉をキャッチ(公称ろ過精度10μm)
使用しているろ材は伸縮性のあるソックスフィルター。サイクロンフィルターなどで捉えられない微細な切粉を捕捉。
3.伸縮フィルターによる安定したろ過性能
伸縮しても目開きが変わらない特殊な構造で、安定したろ過性能。
また伸びた分だけ面積が広がるため、目詰まりを起こしにくい。
4.ランニングコストはほとんど無し
駆動源はエアのみで、フィルターは洗って繰り返し使用可能。(使用頻度や洗浄頻度により消耗するため、定期的な交換がおすすめ)もちろんフィルターのみの販売もあり。
5.簡単なフィルター交換
フィルターケースの蓋のパッチン錠を外すだけで、フィルターへすぐにアクセス。フィルター交換に工具は一切不要で、交換時間は3分ほど。
6.脱水機能付き
フィルターケース内に溜まった水分のみ排出する「脱水モード」あり。フィルター交換時にクーラント液の飛び散りを防ぎ、内部のスラッジを捨てやすい。
7.実際の現場でテスト可能
デモ機を準備しており、お客様の作業現場でテスト使用が可能。
テストをご依頼の際は、事前に滞留している切粉、堆積状態の写真をお送りください。
※ご注意:本製品の捕捉対象は微細な切粉です。大きな切粉を吸込むと、フィルターの破れやホースが詰まる原因になります。
簡単操作でタンクを清潔に保ち、クーラント液の劣化防止に大きな効果を発揮する白山タイランドのサクションタワークリーナー。
さらに詳しい情報やテスト使用のご依頼は、下記フォームよりお問い合わせください。