阪神ネジ(タイランド)は、タイで高品質のネジを提供するネジ商社です。今回は、事業内容とタイ進出の背景、そして当社の強みをご紹介します。
親会社である「阪神ネジ株式会社」は、幅広い種類のネジを扱う商社として1947年に大阪で創業。以来、70年以上に渡ってお客様のモノづくりに貢献してまいりました。
タイ進出のきっかけは、約40年の付き合いがある当社のビッグユーザー企業とのやり取りでした。
2015年のある日、タイから注文を頂く際に「タイのネジはよく折れるので困っている」と電話をもらったのです。
当社が海外販売を始め、ちょうどタイからの注文が増え始めていた時期でした。
実際に視察して確かめようとタイに渡り、ネジ置き場を訪れて改めて話を聞きました。
ネジが折れる原因は、「本来必要な水素脆性の除去処理(※)を行なっていない」ことにありました。
(※高強度のボルトは、めっきを施した後に水素を抜く処理が必要。日本では当たり前に行われる処理も、タイでは行われない場合が多い)
我々がタイに行って、現地でスピーディに高品質のネジを届けたい。その思いで進出を決めました。
2015年4月に来タイし、7月に会社を設立。9月には営業を開始しました。
当社は、「ねじレオ250」という短納期デリバリーサービスを展開しています。
週に2回水曜日と金曜日に、日本から航空便でネジを輸送。タイ国内の輸送費を含めて1kgあたり250バーツで対応しています。前日の午前中までに注文頂けば、翌日にはタイに届くという画期的なサービスです。
また、豊富な在庫も我々の強みです。
2019年初めに新たな倉庫を増設して、お客様のニーズに応えられるようにしました。
在庫として常時3500程のアイテムを揃えています。
当社の販売する製品の多くが日本製ですが、ご予算などに応じて中国・台湾製のネジもご用意可能です。
実際に現地に渡り、生産現場で生産者と話した上で、信頼できるメーカーのみと取引をしています。
中国や台湾からの輸入品は、全て自社で全数検査を行ってから出荷しています。
当社では、ネジの他に工具や部材、建築資材等も広く扱っております。また最近では、日本からタイへの危険品の輸送に関する相談を頂き、その対応も行っております。可燃性の油やスプレー、2液性の接着剤などをはじめとした危険品。タイへの取り寄せで困っている方も多いと思います。
阪神ネジでは、日本で「危険物取扱者」の免許を取得した社員が、MSDS(化学物質等安全データシート)をもとに輸送方法を確認。その後、自社から直接輸送業者に危険品を渡してタイへと輸送しています。
当社は、ネジを中心としながら、幅広い製品とサービスでタイのモノづくりに携わるお客様をサポートしてまいります。
■タイでネジや工具・資材をお探しの際は、お問合せフォームよりご連絡ください。
【タイ法人】
Office
Tel: +66(0)38-348290
安達 祐介(タイ駐在)
Yusuke Adachi
Mobile: +66(0)93-329-2526
Email: y.adachi@hanshin-neji.com
【日本本社】
Office
Tel: 06-6466-3491
杉本 和暉(日本本社営業)
Kazuki Sugimoto
Mobile: +81-903820-9294
Email: k.sugimoto@hanshin-neji.com