危険物の輸送における適切な申請できていますか?
日本からタイへの危険物の航空輸送はご相談ください
29/10/2024
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田中 茜 Akane Tanaka阪神ネジ株式会社 海外営業部

阪神ネジ株式会社海外営業部の田中です。日本で海外のお客様の担当をしております。
海外で日本製の接着剤やシーリング剤、スプレー缶などを少量調達したいけど、航空輸送でお困りの方はおられませんか?

タイでも需要の高い、塗料や接着剤、スプレー缶などは『危険物』 に分類され、適切な手続きを行って輸送しないと思わぬ事故や罰則を招く可能性も秘めているのです。 今回は、日本からタイへ危険物の航空輸送について阪神ネジでサポートできることについてご紹介します。


スプレー缶・接着剤・塗料など…
実は身近にこんなにあった『危険物』分類

危険物の航空輸送は、国際ルールに則って輸送する必要があります。
危険物は大きく分けて9品目に分類されます。

<阪神ネジで航空輸送手続きが可能な物質一覧>

Class 1 火薬類
4.著しい危険性を有しない物品および物質
※諸条件があり要内容確認
Class 2 ガス類
引火性ガス
非引火性、非毒性ガス
Class 3 引火性液体
Class 4 可燃性物質
可燃性個体、自己反応性物質、重合物質および鈍性化火薬類
自然発火性物質
水と接触すると引火性ガスを発生する物質
Class 5 酸化性物質類および有機過酸化物
1.酸化性物質
有機過酸化物
Class 6 毒物
毒物
病毒を移しやすい物質
Class 8 腐食性物質
Class 9 その他の有害性物質


各製品がどの分類に属するのかは、各メーカーが公表しているSDS(安全データシート) を確認して判断する必要があります。

航空輸送需要の高い、スプレー缶は第2分類のガス類に含まれる「エアゾール」に該当することが多いです。分類表では2-1. 引火性ガスにあたります。

あまり意識しないかもしれませんが、身近にあるような接着剤や塗料、シーリング剤なども輸出の際には危険物として扱わなければいけないものがたくさんあります。危険物と気づかずに適切な手続きなく輸送されている場合も少なくないのです。

阪神ネジでは有資格者による適切な処置での
危険物航空輸送をサポートします

危険物には国連番号というUNからはじまる番号が振られており、輸送品ごとに適切なUN(国連)容器の指定、梱包ラベルの作成、危険品申告書をはじめとする各種書類提出などが必要です。

危険物 航空輸送 UN容器

▲ UN(国連)容器サンプル

何よりも、これらの手続きを行うには『IATA DIPLOMA』という国際資格が必要になります。
阪神ネジを代表して海外営業部の私が資格を取得し、危険物輸送の手続きを社内で行えるようになりました。タイへの輸送は日本の阪神ネジからタイ法人宛に品物を輸送し、お客様へご提供する流れになります。

危険物 航空輸送 阪神ネジ

▲国際資格『IATA DIPLOMA』証明書

“危険物”とひと言にいっても製品種類や分類、梱包の可否や必要書類など確認するべきポイントが多岐にわたります。そもそも危険物かどうかも判断しかねることも多くあるため、少しでもわからないことがあればぜひ当社阪神ネジにお問い合わせください。
まずは危険物に該当するかどうかをお調べして、費用や納期なども含めてお客様にとってベストな提案をさせて頂きます。


危険物 航空輸送 阪神ネジ

阪神ネジ株式会社
田中 茜/Akane Tanaka

海外営業部マネージャー
2006年 阪神ネジ株式会社入社
2016年 阪神ネジ(タイランド)への輸出業務を担当
2018年 IATA認定 DANGEROUS GOODS DIPLOMA 国際資格合格


日本からタイへの危険物(スプレー缶・接着剤・塗料)の航空輸送についてお困りの方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

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