エアを使わず工場の省電力化が実現可能に!
働く人の健康と効率を考えた自動化設備のご提案
14/10/2024
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HIRATA ENGINEERING (THAILAND) CO., LTD.

▲タイに着任したばかりの木下SGM(左)と宮内GM(右)

我々は、色々なメーカーの優れた機材を組み合わせることによって、お客様のご要望に合わせた生産設備・搬送設備 等を構築するシステムインテグレーター平田機工株式会社(本社:熊本県熊本市)のタイ法人・平田機工タイランドです。

2021年10月に日本へ帰任する宮内 康好(みやうち やすよし)ジェネラル マネージャー(GM)と、タイに着任して間もない木下 義照(きのした よしあき)シニア マネージャー(SMG)に、当社の「タイにおける“ものづくり”への抱負」と「設備業界の最新トレンド」について語ってもらいました。



平田機工タイランドが目指す、人と機械の協業による働きやすいシステムの構築



宮内:新たにタイに赴任した木下は、日本の事業本部で自動車関係の生産設備の制御担当として業務を行なってきました。彼の専門は電気・制御全般ですが、タイでは営業・設備構想・製造・据付け・アフターサポートと、幅広い活躍を期待しています。

木下:この度、平田機工タイランドに着任しました。今後とも どうぞよろしくお願いいたします。タイ製造業に携わる「お客様の生産効率の向上」と、「労働条件改善等による健康維持」の両立を目指したいと思います。


木下:「お客様の生産効率の向上」には、産業用ロボット・視覚装置等を組み込んだ自動化設備をご提案します。「労働条件改善」とは、例えば長時間屈んだ体勢による作業や、重い物を運ぶ作業、単純作業の繰り返し等、生産性の低い作業や3K作業を機械に置き換えて、繊細な判断が必要な作業等の人間が行なった方が良い事と、決められた工程を正確にこなす機械に任せた方が良い事を、当社が総合的生産設備の構築としてご提案します。


エアに代わる動力は電気!オール電化設備をトータルに提案

木下:「安全でECO」というのが、設備業界の最新トレンドです。
ここ数年で、工場エアを使用しないオール電動化設備が登場しました。

宮内:20年以上前は、モータ等の電気部品を多く使うとお金がかかるため、エアを動力に使ったエアシリンダが普及しました。今では、技術の発達でモータの小型化や制御基板の小型化が実現できたために、電力で動く装置が低コストで作れるようになりました。
圧縮空気(エア)は、常に一定の圧力を維持するためにエアコンプレッサを動かさなければならず、エネルギーを無駄に消費していますが、モータ等の電気部品は動くときのみエネルギーを使用します。

木下:当社では、従来エアシリンダを使用していたものを低推力電動アクチュエータに簡単に置き換えることができる製品等を、「電動化シリーズ」として製作販売しています。設備の電動化により、工場のエネルギー消費量やCO2の排出量の削減になります。安全でエコな設備を提供しています。

宮内:新設設備・工程改善・省エネ 等でお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。スタッフが一丸となり、全力でご協力いたします。

最後に私ごとになりますが、タイでの任期を終え、日本に帰任することになりました。お客様をはじめ、協力会社様、サプライヤー様、現地スタッフに支えられ5年半のタイ赴任を乗り切ることができました。本当にありがとうございました。

私は熊本県の平田機工 事業本部 熊本第二事業部(自動車関連設備担当部署)に帰任となります。自動車産業の盛んなタイとの関係は今後も続いていくと思っております。これからもタイのスタッフと協力して、当地で製造業を営んでいるお客様のお役に立てる設備作りを行なってまいりたいと考えております。
平田機工タイランドを今後ともよろしくお願いします。


平田機工の電動化シリーズ

エコ電動ストッパー CG



DC24Vのみで駆動するため、コンプレッサー等のエア機器が必要なし。面倒な設定が一切不要で、生産ラインへの導入が短時間で完了します。

電動トラバーサーETV600-2300



DC24Vで駆動するため、大がかりな給電ユニットが不要。低推力(約75N以下)で安全に停止することができる電動トラバーサー。コンベヤ乗り継ぎ部との正確な位置決めが可能です。

フリーフローコンベヤ[CV50C]


最大280kgの重量物を運搬可能ながら、片手による瞬時の搬送停止が可能な電動コンベヤ(フリーフローコンベヤ)。安全センサーが不要で、機械との協働作業が実現します。


宮内 康好 Yasuyoshi Miyauchi(右)
General Manager


2001年4月 平田機工 入社
北米向けパワートレイン組立設備、中国向けパワートレイン組立設備、
国内向け自動車部品組立設備 等を担当
2016年4月〜 タイへ赴任
2021年10月 平田機工 事業本部 熊本第二事業部へ帰任

木下 義照 Yoshiaki Kinoshita(左)
Senior Manager


2006年4月 平田機工 入社
北米向けパワートレイン組立設備、中国向けパワートレイン組立設備、
国内向け自動車部品組立設備 等を担当
2021年9月〜 タイへ赴任

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