タイをはじめとしたASEAN諸国における飲食業界では、安全性や衛生面、さらに環境問題などに対する意識が高まり、それらに対応する設備の需要が急速に増えています。フードサービス機器メーカーとして確かな技術と豊富な経験を持つホシザキは、日本で発売している業務用食器洗浄機製品の海外仕様であるHW-600Aを、タイで2019年8月から順次販売することになりました。
洗浄力を左右する要とも言えるアームノズルは、一般的な食器洗浄機では2本ですが、弊社の製品は独自のトリプル(3本)アームノズルを採用しています。ノズルがわずか1本増えるだけでも食器に洗浄水が当たる回数が増え、結果として洗い上がりに大きな違いがあらわれます。また長めに設計されたアームは広範囲の洗浄が可能で、四隅にセットした食器まできれいに洗えます。さらに洗浄水が出るノズル穴は位置、角度、直径共に弊社が特に研究を重ね、力を注いだ箇所のひとつです。
この様な数々の工夫が高い洗浄効果を生み出し、実際に社内で行なった洗浄試験において、他社製品よりも優れているとの結果が出ました。
HW-600Aの優れた洗浄力は、ノズル以外にも秘密があります。それが独自開発の洗浄ポンプと、すすぎポンプです。洗浄ポンプからはたっぷりの水が送り出され、調味料や油の汚れをすっきり落とすことができます。また弊社では、縦型ポンプを採用しています。縦型のメリットは、洗浄後に出た汚れや食べ残しがタンク下に溜まりやすく、捨てやすい点にあります。毎日何回も使用する食器洗浄機ですから、ここは大きなポイントです。すすぎポンプについては、揚程15メートルという他に類を見ない強力な水圧で一気にすすぎ上げます。これだけの威力を持ちながら、静粛性に優れているのも、弊社の食器洗浄機の特長です。
何の関係性もないように思われますが、高い洗浄効果は様々な節約に繋がります。
食器洗いを手で行なった場合、1時間に洗えるお皿の数はせいぜい200枚程度とされていますが、食器洗浄機を使用した場合では1時間に400~1000枚以上と、大きな時間の節約になります。またHW-600Aに必要なすすぎの水量はわずか2リットル程度。水量が減れば水道料金や電気代が削減でき、使用する洗剤も減るので環境問題にも貢献します。
そして何よりも洗い場担当のスタッフを雇用する必要がありません。もちろん初期投資として機械の導入にはそれなりの出費が必要ではありますが、トータルで見れば経費の大幅カットに繋がります。
仕事の効率アップや経費削減を進める飲食店にとって、弊社の自動食器洗浄機は大きな力になります。
■タイで業務用自動食器洗浄機の導入を検討している方は、お問い合わせフォームまたは電話・メールにてお問い合わせください。