ホシザキの代名詞とも言える製品の1つである「業務用冷蔵庫」。実は国や地域によって求められる機能が異なり、それぞれの需要にあったタイプの製品を開発し販売しています。
今回は、当社イチオシの業務用冷蔵庫の中でも機能をリニューアルした『A-FIT』シリーズについてご紹介します。
価格を抑えて機能を向上!『A-FIT』シリーズ の特長
『A-FIT』シリーズは通称「アジアフィット」と呼ばれ、主にアジア(中国・東アジア・東南アジア)向けに機能を改良したシリーズです。基本的な冷却機能や衛生・安全面はホシザキの基準を順守しながら、日本で販売しているモデルに比べて、あえて機能を限定することで価格を抑えたモデルとなります。
業務用冷凍・冷蔵庫『A-FIT』シリーズの特長
・庫内LED灯を標準装備し、使いやすさを向上
・ドレン排水強制蒸発仕様の標準化により、配管工事が不要。設置場所を選ばない
・冷蔵庫設定可能温度-7℃~12℃(タイローカル競合 +2℃~+6℃)
※チルド温度帯対応
・冷凍庫設定可能温度-23℃~-7℃(タイローカル競合 -15℃~-18℃)
※日本品質の温度管理が可能
ローカル品に比べてマイナスからプラス温度帯まで設定できる温度幅が広い点も特長です。
特にチルド帯、マイナス18℃以下の設定は、新鮮な肉や魚を扱う和食料理店で重宝されることが多い印象です。マイナス温度帯では庫内の霜付きが発生しやすいのが難点ですが、当社冷蔵庫は霜つきの発生を極力抑えるように、設計されています。
一般的に、使用時の扉の開閉や、霜取り対策のための一時的な温度上昇等で庫内温度が変動しやすいですが、庫内設定温度をできるだけ均一に保つことができる点も他社にはない強みです。
ローカル品では3~4℃程度の温度変化は珍しくなく、温度変化により食品のドリップ※を引き起こす恐れもあります。
※冷凍した食品を解凍する際に食品内部から流出した水分
▲肉のドリップ現象イメージ
オプション選択、カスタマイズオーダーにも対応
当社冷蔵庫は既製品の販売だけではなく、カスタマイズも可能です。
予算や需要にあわせて機能のオプション選択や仕様の選択をすることができます。
例:『A-FIT』横型タイプの天板をくりぬいてショーケース型に改造
活用場所:ピザ屋・サンドウィッチチェーン・タピオカミルクティー店 等
自社ショールームにて実機を常設。見学も随時受付中
冷凍・冷蔵庫を含む当社製品の実機見学、試用は随時ショールームで受付しております。
ショールーム常設製品 ラインアップ
・業務用製氷機 クレセントアイスメーカー『KM-115B』
・業務用製氷機 キューブアイスメーカー『IM-30CA』
・業務用製氷機 キューブアイスメーカー『IM-65NE-Q』
・アイス / ウォーターディスペンサー『DCM-60KE』
・業務用冷凍庫A-FITシリーズテーブル(横型)『RT-128MA-S』
・業務用冷凍庫A-FITシリーズ(縦型)『HF-78MA-S』
・業務用食器洗浄機『HW-600A』