ホシザキタイランドは、2023年5月23〜27日にインパクト・ムアントンターニーで開催されたタイ国内最大級の総合食品見本市『THAIFEX – Anuga Asia 2023』に出展した。同展示会では11業種に及ぶ食品産業の1,200品目を超える製品が展示された。飲食業界の最新トレンドが入手でき、同業者との交流によりビジネス拡大が図れる機会となった。
今回の展示品の中でも、製氷機は目玉製品の一つである。
ホシザキの氷は、透明度と溶けにくさが強みだ。ドリンクの風味や品質を損なわないよう特別な形状に製氷できる点が特長である。
三日月型フォルムのクレセントアイスメーカーCシリーズは本展示会で初披露となった。より多様な種類のドリンクに対応する形状の氷が製氷できる製品である。
★ クレセントアイスの特長
・氷の形状がぴったり合うため原材料を節約でき、氷の隙間をなくせる
・茶、コーヒー、ソフトドリンクなどのあらゆるドリンクに合う
今回注目のもう一製品は、アイスディスペンサーだ。主な特長は以下の通りである。
・ざくざくとした形状と質感の氷
・氷に直接触れることなく取り出しが可能
・「氷のみ」「氷＋水」「水のみ」の3種の組み合わせで使用できる
衛生を重視する時代のニーズに対応できる製品ということができ、オフィスやセルフサービス・ブッフェ方式等の飲食店での使用に適している。
また、アイスボール製氷機・ビッグキューブアイス製氷機・各種サイズのキューブアイス製氷機などの幅広い需要に対応できる製氷機を揃えており、ドリンクの種類に応じて選ぶことができる。
ホシザキの冷蔵庫は、業務用冷蔵庫の東南アジア市場においても人気が高まっている。
保冷機能の有効性の高さに特長があり、冷蔵庫は－6〜12℃まで、冷凍庫は－23〜－7℃までの冷却が可能だ。耐久性も日本の品質基準を満たすものとなっている。
今回のTHAIFEX 2023では、フードタイプ食器洗浄機の新モデル『HW-600B3』を発表した。これはホシザキのグループ会社である世界有数の食器洗浄機メーカーにより開発・製造管理されたものである。また、来年にはアンダーカウンター食器洗浄機の輸入新モデルもタイで発売されることが明らかになった。
今回の出展目的は、ホシザキブランドの業務用厨房機器輸入・販売代理店としてお客様の意識づくり、販売している製品ならびに今後販売していく製品の展示チャネルとすることであった。顧客需要を直接ヒアリングし、製品の開発・改善にも繋げていくことにも期待を持っているという。
今回の出展についての印象を、ホシザキ（タイランド）MDの山川さんに伺った。
「今回のブース出展では、ターゲットのお客様と直接お会いしてお話を伺い、情報交換できたことでユーザーの真のニーズに対応する製品をおすすめすることができたと感じています。
また、お客様には、ホシザキの製氷機で作れる様々な形状の氷を実際に見て触れて頂けたことでより安心して購入検討して頂くこともできました。
通常は店頭での実機展示はしていないので、本イベントは貴重な機会でした。購入検討だけでなく、ドリンクメニューのアイディア考案のお手伝いもできたと思います。
本イベントで、ホシザキをより身近なブランドに感じていただけたのではないでしょうか。
今回いただいたお客様からの意見を今後の製品開発や改善に繋げていきたいです」
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