日本を代表する辛子明太子メーカーの「やまや」。実は辛子明太子の製造・販売だけでなく、もつ鍋や天ぷらなどの九州の名産品を使った飲食店の運営も手掛けている。
今回は、やまやがプロデュースする博多天ぷら専門店やまみのタイ初のフランチャイズ店舗である「博多天ぷら やまや」でのホシザキ製厨房機器の導入事例をご紹介する。
「博多天ぷら やまや」は、九州名産の辛子明太子とからし高菜の食べ放題を売りにした博多天ぷら専門店。2023年8月にバンナー店、同年12月にランシット店をオープンした話題と人気を集めている注目の飲食店だ。タイ国内店舗は、株式会社JALUXのタイ現地法人JALUX ASIA Ltd.がFC運営している。
2店舗とも、ほとんどの主要な厨房機器はホシザキの製品を採用している。
<やまやランシット店に導入しているホシザキ製厨房機器>
・横型冷蔵庫
「お客様の口に直接入る食品を扱う飲食店として衛生面での安心と安全を第一に考えた結果、最も信頼できる日本のブランドであるホシザキの厨房機器を選択しました。もちろん複数メーカー比較検討しましたが、機能や品質、サイズなどの選択肢の豊富さから、結果的にホシザキブランドで統一することを決めました」(大下内氏)
導入した厨房機器の中でも特に工夫を凝らしているのが横型冷蔵庫。テーブル面にホテルパンを内蔵し、天ぷらの具材を保管している。これにより、天ぷらの具材の鮮度を維持しつつ、揚げ調理の作業性や効率をあげることができている。
「博多天ぷらは、薄衣のサクッとした食感が特徴です。食材の温度をできるだけ低いまま高温の油で揚げることで食材の旨味を引き立たせます。フライヤーのすぐ近くにホテルパン付横型冷蔵庫があることによって、食材の温度変化をできるだけおさえた美味しい天ぷらが提供できています。
当店ではホテルパンが右寄せ、左寄せになっている横型冷蔵庫を2台カウンターに設置しています。右利き・左利きどちらでも作業しやすいよう設計を工夫しました」(ワルット氏)
さらに、ドレン排水強制蒸発仕様により、キッチン床の配管工事が不要になっているのもポイントだ。ドライキッチンに準じた仕様で、衛生的で掃除もしやすく、設置場所を選ばないのもメリットになっている。
将来的にタイ国内での店舗の拡大を計画しており、引き続き、他店舗でもホシザキの厨房機器を採用したいという。
「ホシザキの冷蔵庫や冷凍庫は温度を一定に保ちやすいので扉の開け閉めが多い調理場でも食材の品質や鮮度を十分に維持できています。また、個人的には製氷機への信頼性が高く、店舗で提供するドリンクや天ぷらの衣だれの美味しさや品質を引き上げてくれている立役者だと感じています。
導入後の故障やトラブルもなく、定期的にサービスマンが点検も行ってくれるので安定した店舗オペレーションにつながっています」(大下内氏)
取材協力:天ぷら専門店「博多天ぷら やまや」
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高橋 Takahashi
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