高剛性・高精度のリニアガイド式スライドハンドに長さ計測機能が付いたCKDの新製品『測長機能付きリニアスライドハンド』をご紹介します。
この製品の1番の特長は、何と言っても業界初の変位センサとハンドの一体構造。
耐振動・耐衝撃に優れた LVDT 方式のストローク感知センサがリニアスライドハンド(平行ハンド)本体に内蔵されており、繰り返し精度 ± 0.02 mm という高精度でのワークの寸法判定が可能になりました。
ワークの微小な寸法判定だけではなく、把持爪や冶具の変形などの出力変化を監視することにより、設備やロボット等のメンテナンス時期の予知も実現できます(予知保全)。
ワークの異品判定
製造工程で、ワークの検査も同時に行なう事ができます。
ワークの種類判別
サイズの計測でワークの種類が判別可能。多品種製造ラインの統一化ができます。
把持姿勢判定
高精度のセンサにより、ワーク把持姿勢の検知ができ、次工程でのエラー発生を予防することができます。
微少ワークの把持・空振り判定
従来難しかったワーク把持の可否の判定が、センサにより可能になります。
IO-Link は工場現場のセンサ・アクチュエータ用通信規格(IEC61131-9)で、アナログ通信ではできないパラメータやイベントデータ等を伝送することができます。
これにより、上位装置によるデバイスの故障や断線の確認が可能となります。
また、Ethernet系ネットワークにも変換できるため、測長データの管理や型番、シリアルとの紐づけなど、装置をIOT化することもできます。
デバイス交換時には、マスターからパラメーター設定がコピーでき、デバイスの再設定が不要となります。これは、交換時の工数削減に繋がります。
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