▲左から 親局(USB対応)/MGB1X-BCCURN、子局/エンドデバイス MGB10-ERN + ルーター MGB10-RRN、親局(CC-LINK対応)/MGB10-GC
✅ 生産ラインのレイアウト変更時に、配線の変更が面倒!
✅ 設備が突然故障し、生産ロスが発生!
✅ 全体の生産状況が把握できず、生産効率が上がらない!
✅ 後付けのためダクトの配線がいっぱいで通信配線を追加設置できない!
✅ 仮設で設備測定が必要になったが、遠隔監視したい!
生産現場で、上記のようなお困りごとはありませんか?
TOYO(東洋電機)のZig Bee無線※1を搭載した汎用モニタリング装置『マジックビー(MAGIC BEE)』は、お客様が抱える様々な問題の解決に役立ちます。
※1… ZigBeeとは、センサーネットワークを主目的とする近距離無線通信規格のひとつ
転送可能距離が短く転送速度も非常に低速だが、安価で消費電力が少ないのが特長
マジックビーは無線によるセンサネットワーク環境を簡単に構築することが可能です。
CC-LINK(高速フィールドネットワーク)またはUSBでPCやPLCに繋いだ親局1台に接続できる子局(エンドデバイス/ルーター)の数は、最大100台。
子局には 温度/湿度/照度センサ が標準で内蔵されており、オプションで 臭気センサ/人感センサ/騒音センサ/加速度センサ など、様々なセンサを接続できます。
また、デジタル外部出力(1点標準装備)により、警報機などの機器にも接続可能です。
無線式汎用モニタリングシステム マジックビー(MAGIC BEE)の特長
マジックビーの主な特長をご紹介します。
✔ 2.4 GHz 無線監視端末
✔ 最大100台まで接続可能
✔ メッシュ型トポロジー※2でのネットワーク形成
✔ マルチホップ機能※3により長距離通信(リレー接続)が可能
✔ 追加での設置も容易なアドホック機能※4
✔ 通信経路の自己修復機能
✔ CC-LINK 対応で PLC など上位システムとの接続にも対応し、
状態監視と制御との連携で予防保全に貢献
✔ 計測結果をメールにて担当各位まで送信可能
✔ 下記の機能が付いた標準マネジメントソフトが付属
・モニタリング機能 ・通信状態確認機能
・子局動作設定機能 ・警報監視通知機能
※2…メッシュ型トポロジー
ネットワークトポロジーの一つで、それぞれの子局がお互いに接続しあう形態のもの。
迂回した接続があれば動作する事が可能。
※3…マルチポップ機能
端末自体が中継器の役割を果たし、長距離通信を可能にする技術。
※4…アドホック機能
基地局を介在することなく、多数の端末同士を直接接続することができるマルチホップ通信の技術を用いる。
多数の端末が自立分散的にルーターと同様の役割を担い、数珠つなぎのように通信するため、各端末を中継しながらエリアを拡大することができる。
現場のお困りごとを解決!マジックビー(MAGIC BEE)の用途事例
1. 駆動機器の予防保全(振動・温度)
設備で使用されている駆動機器の監視を行ないます。
機器の故障や部品交換に至る規則性、基準値を見極めることで、ストック部品や人件費の無駄を無くすと共に、ライン停止に至るような重要トラブルを未然に防ぎます。
2. 臭気・ガスの監視(臭気・ガス濃度)
工場などの生産現場で発生する臭気やガス濃度の監視を行ないます。
センサを各所に設置することで、発生箇所の特定・臭気の流動計測に役立ちます。
3. 倉庫温度監視(温度・湿度)
適正な環境で保管が必要な資材倉庫・製品倉庫の温度/湿度を監視します。
子局本体に内蔵している温度・湿度センサを使用することにより、設置が容易です。
4. 穀物の温度監視(温度)
貯蔵所の穀物温度を測定し、自然発火などによる周囲温度の上昇があれば、即時に事務所へ通報します。
定期的に作業者が巡回して行なっていた監視を、無線通信を使って常時遠隔監視することが可能です。
このほか、マジックビーの用途事例をお知りになりたい方は、ここから カタログをダウンロードしてご覧ください。