ロボットのケーブル断線対策、できていますか !?
生産性向上や自動化など様々な背景をもとに導入が進んでいるロボット。
使用されているロボットの中には各種ケーブル類の保護を行なわないまま、外部にむき出しの状態で配線し使用しているものがあります。
この場合、ケーブル同士の擦れや絡まり、スパッタや切粉の飛散によるダメージによって、早期に破断するリスクがあります。
椿本チエイン(TSUBAKIMOTO CHAIN CO.)の ROBOTRAX®(ケーブルベヤ®三次元シリーズ TKRB 形)は、このようなリスクからケーブルを保護するために開発されました。
独自設計により、ロボットの急加速・急減速駆動で生じる張力に対応。
ROBOTRAX®はケーブルの長寿命化、断線による装置停止リスク回避の多軸ロボットパートナーです。
▶︎ ROBOTRAX® のカタログは コチラ
基本構成部品 1 リンク/2 スチールワイヤ
・スリットに押し込むだけで、ケーブルの挿入が簡単にできる
・装置に取り付けたままで、ケーブルの状態を確認可能
・ケーブル同士の摺動や絡まりを防止
・スチールワイヤとボールジョイント構造:
高速・ 高加速度に対応する強度、柔軟性を確保
基本構成部品 3 ワイヤーボルト/4 チャッキングパーツ
・ワイヤーボルトによるスチールワイヤの固定
・チャッキングパーツを使って、スチールワイヤのテンションを調整
ロッキングボルト(アクセサリ)
・大口径ケーブルの固定やケーブルの収納本数が多い場合に最適
・ケーブルの固定面積が広いため、安定して固定できる
クランプ(アクセサリ)
・ロッキングボルトと比較して、安価・コンパクトに固定できる
5 ブラケット(アクセサリ)
・ROBOTRAX®を装置に簡単に固定する
・ROBOTRAX®中間部の垂れを支持し軌道の安定性を確保する
6 ガイドホルダ
・ROBOTRAX®の中間部の垂れを支持する
・ROBOTRAX®をガイドホルダ内でスライドさせ、軌道を導く
7 旋回プレート(アクセサリ)
・ベアリング内蔵でスムーズに旋回する
・ブラケットやガイドホルダの旋回可動が可能になる
8 スプリング固定台(アクセサリ)
・ばね構造でブラケットやガイドホルダの三次元的な動きが可能に
・装置とROBOTRAX®間のスペース確保に
9 プロテクタ(アクセサリ)
・リンクを強い衝撃/摩耗から護る
・ねじ取り付けにより、脱着作業が簡単
・任意のリンクに取り付けが可能
10 熱シールド(アクセサリ):スパッタ
・面ファスナにより脱着が容易
10 保護スリーブ(アクセサリ):切粉/切削油/粉塵/塗料
・面ファスナにより脱着が容易
PBU(Pull Back Unit)
・比較的長いROBOTRAX®に取り付けることで、本体部のたるみを引き戻す
・ROBOTRAX®と装置の衝突リスクを軽減
・垂直、水平、逆さまなど、向きを自由自在に取り付け可能
・可動ストローク:350 mm
ケース1:車体洗浄機向けロボット
ロボットアームへ水を供給するホースを ROBOTRAX®で保護します。
水のほか、エアー・塗料・接着剤などホースに圧力がかかるシーンに使用できます。
ケース2:工作機械
複合型加工機には、たくさんのケーブル類が配線されています。
そのケーブルを ROBOTRAX®に収納することで、絡まりや擦れなどからケーブル類を保護するとともに、配線空間をスッキリと整えます。
ケース3:射出成形機の取り出しロボット
取り出しロボットが急加速・急減速する際の動きに対応し、ケーブル類を保護します。
また、ケーブル類が周辺装置に干渉することを防ぎ、 設備の連続稼働をサポートします。
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上田 Ueda
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