HRDタイランドでは、粉粒体の詰まりや壁面付着を解消するための粉体ハンドリング補助装置をタイ国内向けに販売しています。
今回は、エクセン株式会社が開発した「リレーノッカー」の特長についてご紹介します。
エクセン株式会社は産業機械分野で幅広い製品を展開しており、主力となるのがコンクリートバイブレーターです。その技術を粉体ハンドリングの分野にも応用し、粉粒体ハンドリング補助装置エアーノッカーを開発しました。
従来、粉粒体貯蔵や搬送に用いられるホッパーやサイロのハンマリングは人手や振動モーターが使われていました。
エアーノッカーは、サイロ内で固まっている粉体を打撃(インパクト)で崩すことで、詰まりや付着を解消します。
人手や振動モーターと比べて、「タイマー設定などによる制御の自動化」「オペレーターの事故防止」「設備へのダメージ防止」など優位性が多くあります。
【リレーノッカーの作動原理】
電気または空気での制御に対応している点や、専用操作盤のラインアップの豊富さ、メンテナンスのしやすさや、使い勝手の良さなどから、食品工場・製薬・化学薬品・セメント工場・発電所など幅広い分野の業界での導入実績があります。
エクセン製のリレーノッカーは、日本市場では業界トップシェアを誇る製品です。粉体の貯蔵・搬送・供給設備におけるブリッジやラットホールといった粉の閉塞や壁面付着などの問題を解決します。
<リレーノッカーの特長>
■ 打撃力の可変性
入力エアー供給圧力の調整だけで打撃力を簡単に可変可能。
■ 1つのバルブで複数台の同時運転が可能
リレー配管の機能により、1つのバルブで複数台のノッカーを同時に運転でき経済的です。
■ メンテナンスが容易
消耗部品が少なく、メンテナンスが容易。耐久性が高く、100万回の打撃メーカー保証など、長期間安定した稼働が可能です。よって、振動モーターと比較しても長寿命でメンテナンスコストが低減できることから、中長期的な使用で高いコストパフォーマンスを発揮します。
日本では、知名度・販売実績ともに高い製品ですが、タイではまだ「エアーノッカー」そのものの認知が低いのが現実です。
リレーノッカーは、性能・価格面ともにシンプルで導入しやすく、タイ市場に適した製品と言えます。また、タイ国内にデモ機の用意もあるため、実機での動作確認をご案内できます。
エクセンは、ProPak Asia2024にも出展する予定です。会場ではリレーノッカーを中心に各種の閉塞防止機器の展示・実演を行う予定ですのでご興味のある方はぜひ会場に足をお運びください。
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