伊吹産業株式会社は、プレス・板金加工機と工作機械の専門商社。
そのタイ法人である当社「伊吹産業（タイランド）」は2014年10月に設立しました。プレス・板金加工機を中心にマシニングセンタや放電加工機、周辺装置など新品から中古品まで幅広く取り扱い、豊富な在庫も用意しております。コマツの代理店も務めています。

どんなご要望にも応えていくのが信条で、独自の仕入れルートを活かして調達した製品は品質が高く、安定した価格で提供が可能です。どんな機械が売れ筋なのか、市場では何が求められているか、常に現場に足を運んで最新の情報収集も行っています。「求められる今」を提供するのが、私たちの仕事だと考えています。

また、製品の販売だけでなく、同じ敷地内に本社を置くパートナー会社の「ENSHIN INDUSTRY CO., LTD.（エンシンインダストリー）」の協力を得て、プレス機等の修理やメンテナンスも入念に行っています。同社のモットーは「最高のサービスをリーズナブルな価格で提供すること」。志を等しくしたパートナーとタッグを組んで、最高の「おもてなし」を実現してまいります。

労働者の賃金が上昇したタイでは、自動化・省人化が待ったなしの状況にあります。一方で、昨年後半からは自動車を中心に市況も回復基調にあります。こうした環境の変化は設備投資意欲にもつながっており、引き合いも日々増しているところです。新品から中古品まで手広く取り扱う当社のまさに腕の見せ所。需要を見越した在庫の拡充にも努めてまいります。

顧客サービスの一環として技術指導も行っています。毎年9月下旬には、当社工場内で顧客のタイ人エンジニアを対象とした無料の「プライベート展示会＆メンテナンス講習会」を実施しています。講習では、プレス機のメンテナンスやミス検出装置の使用方法などを、実演を交えて丁寧に説明いたします。

お客様からのご注文のほとんどは、その工場や特定の目的にあったオーダーメイドです。瓜二つと同じものはありません。無数にあるプレス機や工作機械、工具などの中から、ニーズにあったものを如何に選び、如何に早くお届けするかが我々に課された使命です。ストック（在庫）を増やしていく背景にはこうした理由があります。日本の親会社とは連携を密にし、調達をスムーズに進められるよう、工夫を続けています。

タイ進出は、取引先のお客様が相次いで海外進出をしていく中での決断でした。「近くにいることで、きめの細かいサービスが提供できる」。そう考えました。家電業界が進出を進めた1980年代後半ころにもお誘いがあったのですが、あのころは海外進出なんて考えられもしませんでした。まさに隔世の感でいっぱいです。これも何かのご縁。タイのモノづくりに貢献していきたいと思っています。

◆ 伊吹産業（タイランド）紹介動画

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