経理業務をRPAで効率化!|自動化の成功例5パターンを紹介
29/10/2024
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iCONEXT CO., LTD.

経理部門では、金銭や個人情報を扱うことから大規模なデジタルトランスフォーメーションの推進が難しい側面があります。そこでおすすめしたいのが、RPA (Robotic Process Automation) による経理業務の自動化です。

本記事では、経理部門でのRPA活用事例を5つ紹介します。


経理業務はRPAと相性がよく、効率化しやすい 

経理や会計に関わる業務とRPAの相性は非常に良いものだといえます。
これらの業務では
・決まった手順で繰り返し行なう定型作業が多い
・スタッフの疲労や集中力の低下によってヒューマンエラーが起こる
などの特徴や課題が、RPAの得意分野とマッチしているからです。


経理部門でのRPA活用事例|5パターン 

ここからは、当社がRPA導入をお手伝いし大きな成果をあげた事例をご紹介します。



1.請求書の内容確認

経理担当者が1枚ずつ目で見て行なっていた、発注書と請求書の内容を照合する作業を自動化。
紙の請求書もスキャンしてPDF化するだけで、注文内容・単価・数量・合計金額などの項目をOCR(文字認識)技術で読み取ることができます。





ロボット処理による発注書と請求書の自動照合の様子



Before|目視に時間がかかり、ミスも発生していた
After |約5秒/請求書1枚で確認完了




2. 請求書データの登録


ERPシステムや会計システムへ請求書データを登録する作業を自動化。 作業時間を大幅に短縮できるうえ、正確な作業が行えます。登録したデータから請求書の自動作成も可能です。





Before|17分/1回あたり(担当者が登録)
After |5分/1回あたり(ロボットが登録)




3. 会計ソフトへの伝票入力

会計ソフトへの仕訳情報の転記作業を自動化。 RPAロボットが自動的に会計ソフトへデータを取り込むと同時に、勘定科目や税区分に紐づいて自動的に仕訳が完了します。



Before|Excelの精算書からコピー&ペースト。作業ミスが発生
After |会計ソフトへ自動的に仕訳データをインポート





4. クレジットやローンの支払状況を確認

保険会社やローン会社で有用なソリューション。分割で支払われる金額や債権の回収状況を確認する作業を自動化します。
RPAロボットが銀行のウェブサイトから銀行取引明細書を自動的に取得し、予定通りに支払いが完了していない顧客を見つけ出します。




Before|銀行取引データをもとに、担当者が1件ずつ確認
After |未払いの顧客を自動的に見つけ出し、リスト化




5. 書類とシステム内のデータを照合


発注書から読み取ったデータを社内システムに登録すると同時に、事前に設定した条件に合致しない場合にエラーメッセージで通知します。



Before|さまざまな形式の発注書を見ながら、システムへ手入力
After |発注書の内容を自動的に登録&エラーの場合は通知


生産性の高い業務へ、人材をアサインしよう 

iCONEXTは、オフィス業務の効率化を得意としてロボット開発を行なっています。RPAツールは世界的に有名な「UiPath」を主に使用しており、豊富な実績がございます。


ロボットの利点は
◎ 作業時間を大幅に短縮できる
◎ 正確性が高い(ミスをしない)
◎ 24時間365日 作業しても疲れない …と、たくさんあります。


定型作業を自動化することで、私たちと一緒に皆さまがビジネス上重要な仕事やクリエイティブな仕事に集中できる環境を作りましょう。



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