タイの電気料金は右肩上がりに上昇しており、特に2022年は燃料高の影響を受け、過去最高値にまで上昇しております。そのため、太陽光発電システムを設置する企業が増えています。
ニーズに伴って太陽光発電事業者の数も増えていますが、太陽光発電の設置においては「信頼できる事業者選び」が最重要ポイントと言っても過言ではありません。
この記事では、太陽光発電を検討される方に向けて
「信頼できる太陽光発電事業者をどうやって選ぶのか?」
をプロの立場から解説いたします。
“安さ”だけでなく安全性とサービス品質を重視すべき理由
太陽光発電の大きな魅力が経済的なメリットです。
しかし「発電量を多く」「工事費用を安く」といったコスト面だけでなく、安全面をしっかりと確認してください。
なぜなら、太陽光パネルの寿命は20〜25年もあり、しっかりとした工事とメンテナンスが実際に稼働してからの安全性に直結するからです。
長く安心して利用するために、25年にわたって安心してお付き合いができる事業者を選定しましょう。
信頼できる事業者を見極めるには?具体的なチェックポイント
では、安心して任せられる事業者とはどのような会社でしょうか。
以下のようなポイントに着目してみてください。
✔ エンジニアが実際に屋根にのぼって調査
設置前の事前調査では、実際に屋根の上にのぼって点検することが重要です。ドローンを飛ばして上空から確認する場合、大きな傷や変色はわかりますが、屋根にある細かな不具合をすべて見つけることは難しいため、極力屋根にのぼって調査をしてもらうことをお勧めします。はしごが設置されていない工場の場合、当社は高所作業車を用意することもあります。
屋根にのぼって隅々まで目で見て、手で触って状況を確認してくれる業者を選びましょう。
▲屋根の上で細部を確認しながら作業するスタッフ
▲高所作業が必要な場合も。確かな技能をもつ会社の選定が重要
✔ 安全面に配慮した設計
太陽光パネルのレイアウトを決める際には、発電効率の良い向きやサイズはもちろん、安全面に配慮する必要があります。
「安全フェンスを設置する」
「点検作業用の通路を確保する」
「避雷針や煙突からの距離を確保する」
など、安全性と経済性を同時に考えながら設計しなければいけません。
▲安全柵とメンテナンス用の通路はほとんどの場合で必須
■安全フェンスを設置
設置費用を抑えるために安全フェンスを省いているケースもありますが、メンテナンス作業時の安全性を考え、常設をすることをおすすめします。
■屋根いっぱいに太陽光パネルを敷き詰めない
発電量を増やすために多くの太陽光パネルを敷き詰めるのではなく、長期の安全性を考え、メンテナンス用の通路やパネル間の距離をとりましょう。
■工場の煙突など障害物近くには太陽光パネルを設置しない
タイで実際にあった、極めて危険なレイアウト。
火災や重大なトラブルにつながる可能性が高いため、絶対に避けましょう。
✔ 工事の管理・監督が行き届いている
施工の技術や品質が確かな事業者は、長期のメンテナンスにおいても安心できるでしょう。工事前の安全トレーニングや情報共有が行き届き、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれる事業者が理想的です。
当社は日系の施工会社様と連携し、お客様の立場に立って管理・監督を行います。
✔ 長期にわたってサポートしてくれる
太陽光発電パネルの寿命は25年ほど。長期的に発電量の観測・点検・メンテナンスを任せられる事業者を選びましょう。
当社では、毎日のモニタリング、月間・年間のレポートをお客様に報告しています。発電効率が下がった場合は、太陽光パネルのクリーニングを実施するなど、システムが効率的に稼働するよう尽力します。
タイで太陽光発電システムを安心してお使いいただくために
当社は、初期費用ゼロで始められる太陽光発電システムの定額レンタルサービスを提供しています。長期にわたって満足いただくために、確かなエンジニアリングのスキルと正直で誠実であることを何よりも大切にしています。
設置前に知りたいことや解決しておきたいお悩みは、なんでもお気軽にご相談ください!