このコラムでは、現場で役立つ着眼、考え方などをお伝えします。初回は「継続的な黒字化の実現」について、基本的な考え方をご説明します。
前回の記事では、「継続的な黒字化の実現」とそのための「強い土台づくり」に関してご説明しました。今回は、強い土台づくりをする上で避けて通れない「製造現場の異文化ギャップ」についてお話します。
下記のような日常の様々な場面で直面する言動や慣習、物事の程度の違いは、少なからず国別の文化の違いによって生じています。その根源には価値観の違いが大きく起因している。
価値観の違いは、個人ごとの価値観の違いではなく、国という「社会」における価値観の違いと考えます。
従業員の国民文化と企業の組織文化をうまく適合させることが大事になり、適合の鍵の1つは、異文化適応力=CQという視点です。
CQを高める事によって、日本人とタイ人、双方のストレスを減らすことが出来ます。さらに、組織として相互理解の基盤が得られ、価値観の違いからくる弊害を最小限に抑える仕組みづくりのきっかけとなります。
この違いが、日々の業務の生産性や、ひいては拠点業績を左右するのではないでしょうか。
JMACでは、様々なモデルやフレームワークを使い、異文化ギャップの問題を解決します。
JMACタイランドは、同地で10年以上のコンサルティング実績を有します。
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勝田 Katsuta
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