光洋機械工業タイ・新社長就任の挨拶
「タイ人スタッフの育成とオーバーホールの受注拡大に注力したい」
15/10/2024
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野村 圭治President

2020年10月付けで着任しました、光洋機械工業タイ社長の野村 圭治(のむら けいじ)と申します。

タイでも日本品質の工作機械、オーバーホール、自動車向けステアリング用インタミ(インターミディエートシャフト)をお客様に提供すべく尽力いたします。


タイ人スタッフが主体的に考える力を育む

今回のタイ赴任は、私にとって2度目の海外駐在です。
1度目は2008~2013年の5年間、ブラジルとアルゼンチン2ヵ国のステアリング工場の社長を兼任していました。
その時に得た教訓の一つが、人材育成の重要性です。

日本から赴任する駐在員は、任期が3~5年と短い。
そんな中、オペレーションの要にするべきは、やはり現地スタッフです。
現地スタッフには、受け身ではなく、自ら提案する自主性を身につけてもらいたいと思っています。

そのために、私からスタッフに作業を指示するときはその意図を明確に伝え、本当に理解・納得して作業に臨んでもらうように努めています。

「現地スタッフが主体的に考え、オペレーションを主導する会社でありたい」
この想いを胸に、人材育成に力を入れ、タイでじっくり会社を成熟させていきたいと思います。


一つの拠点で工作機械、オーバーホール、インタミの3つの事業を行なう強み

当社はこれまで、東南アジア地域で1,000台以上の工作機械を販売してきました。
それらの機械は生産から10年〜15年の時が経ち、約400台がオーバーホールの時期を迎えています。
そのタイミングに合わせ、2019年にオーバーホール専用の自社工場を立ち上げました。

タイでは、ひとつの拠点で工作機械事業とオーバーホール事業を行なっているのは、当社だけです。
両事業のシナジー効果を強みに、2015年から開始しているオーバーホールの受注をASEAN 地域へ拡大するため、まさにスタートを切ったところです。


最後に、就任時の挨拶でスタッフにも伝えた、私が大切にしているモットーを一つ。
それは、「何事も正直が一番」ということです。

シンプルですが、文化や価値観の異なる者同士、互いに理解し合うために大切なことであると、2度目の海外駐在で確信しています。

タイの皆様、これからどうぞよろしくお願いいたします。


野村 圭治 Keiji Nomura / President
1980年 光洋精工株式会社に入社
2002年 豊橋〜奈良〜花園工場にて、品質管理に従事
2008年 ブラジルとアルゼンチンの海外工場にて、社長を歴任
2013年 光洋機械工業インタミ事業部に転籍
2020年 光洋機械工業タイに赴任


タイで工作機械のオーバーホールやメンテナンスが必要な際は、問い合わせフォームよりご連絡ください。

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