浸炭焼入れ、高周波焼入れ等の熱処理加工からDLCコーティング加工
摩耗性・耐焼付き性等に優れた金属表面処理の普及を目指す!
15/10/2024
橋爪 誠のアバター画像
橋爪 誠Production Coordinator

CNK-PIG-Plasma-CVD

▲ PIGプラズマ CVD 法設備の条件設定作業

タイで熱処理加工のエキスパートとして2003年に操業を開始した、JTEKT グループの CNK マニュファクチャリング タイランド(以下 CNK タイ)。2021年11月にタイに赴任してきました、橋爪 誠(はしづめ まこと)です。

当社の熱処理加工をご利用されているお客様、そしてタイ製造業でご活躍されている皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

私は、2009年4月に愛知県刈谷市にある 株式会社 CNK に入社し、生産技術部門で治具等の設計と色々な製品に焼入れするための工程などを計画する仕事に従事してきました。

新規品・試作品の焼入れ条件の設定を決定する作業では、最適条件を見つけ出すため何度も検討や試行錯誤を繰り返しました。その経験が、自分の成長につながっていると思います。


CNK-Group

▲ 日本と同レベルの生産性・品質を、スタッフ全員で取り組んでいます


CNKタイでは、主に自動車と二輪車の部品をメインに熱処理加工を行なっています。 自動車は熱処理なしでは安全に走ることはできません。

世界的に自動車業界はガソリン車からEVへシフトして行こうとしていますが、特に耐久性や耐摩耗性等、ハードな環境に耐えられる品質が問われる足回りの部品には、しっかりとした熱処理加工が求められます。


ガソリン車が EV にシフトしていく中、ますます熱処理加工の需要が高まるタイ自動車産業

CNK-Thai-Staff

▲ 優秀で頼もしい、タイのスタッフ


当社では今後、浸炭焼入れ高周波焼入れ、そして DLC コーティング(Diamond Like Carbon)のタイでの普及を目指して行きたいと考えています。

中でも、2020年に CNK タイで開始した DLC コーティングは、摩擦係数が少ないため、高負荷摺動による焼き付き問題の解決に有効です。

自動車部品だけでなく、DLC の硬さを利用して金型にコーティングし強度をあげることができます。また異物が固着しにくくなるため、樹脂金型などの異物付着の問題が解決できます。

絶縁を兼ねた錆止めコーティング、カーボンの黒色を活かした、耐久性が必要な時計バンドなどの装飾品にも需要がありますので、ぜひ当社が誇る DLC コーティングをご検討ください。

当社は、トライアルとして DLC コーティングのテストコーティングをご用意しています(価格はご相談に応じます)。

下のフォームから、またはWEB右側に掲載されている日・タイ担当者までお電話でお問い合わせいただけます。


CNK-HASIDUME-02
橋爪 誠 Makoto Hashizume
Production Coordinator

2009年 株式会社 CNK 入社
2021年 11月、CNKタイに赴任
幼少時は自動車が好きで、ものづくりの機械に興味を持っていました


タイでDLCコーティング、高周波焼入れ、浸炭焼き入れ焼き戻し 等の熱処理加工をお探しの際は、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせ

下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
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