タイでもレンタルが常識?! 建設機械・器具のレンタルが選ばれる3つの理由
28/10/2024
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市山 洋司Front Mananager

建設現場で必要になる建機や器具は、現場によって異なります。あらゆる現場に対応できるように全ての建設機械を揃えようとすると、膨大なお金がかかってしまいます。


中小企業であれば、必要であっても高価な機械を何台も購入することは難しいでしょう。購入時に一括払いができない場合、金融機関から融資を受けることなり、金利が発生し、経営を圧迫する可能性もあります。
日本では、2020年の東京オリンピックに向けて様々な開発工事が行われていますが、使用されている建機の半分がレンタルと言われています。

では、ここで財務やコストの視点でレンタル建機が選ばれる理由を整理したいと思います。


理由1. 投資の削減 

レンタルは必要な時に必要な建機を借りて料金を支払うサービスなので、購入と比べて、投資費用を削減することが可能です。財務的に言えば、固定費から変動費へと考え方を切り替えて、経営の負担を減らすことが出来るのです。


理由2. メンテナンス費用の削減

建機や器具を購入すると、その後の維持・メンテナンスにも費用がかかります。たとえば、重機のメンテナンスのために修理工場や整備要員を確保しなければなりません。主要部品の交換が必要になった場合は、修理費用が高額になります。その間は、機械を使用できないので、効率的な作業も出来なくなります。


その点、レンタルであれば、恒常的なメンテナンスの必要はありません。整備済みの建設機械がすぐに利用できるから、メンテナンスの手間も費用も省くことができます。また、正しい方法で使用していたのに、不具合が生じたという場合、レンタル会社に連絡すればすぐに対応してもらえるので安心です。


理由3. 保管・管理などのコストの削減 

建設機械を購入した場合、それを保管しておくためにも費用がかかります。保管用地を確保するために土地を購入・借用すると更に費用が発生します。また、万が一、長期間使用しない建設機械を保管しなければならなくなった時には、機械の腐食や劣化を防ぐために屋根のついた駐車場や倉庫を確保する必要も生じます。自社所有の場合は毎日、建機の稼働の管理もしなければなりません。


これらの点を考慮すると、レンタルなら広い保管用地を確保するための資金も必要ありません。また、複数の建機の出入りを管理するための手間やコストも削減できます。

 

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