KGKエンジニアリング(タイ)は、マシニングセンタ・旋盤などの工作機械・周辺機器・計測器・産業機械の販売を行なっています。
そして、販売に加えて力を入れているのが、工作機械のオーバーホールです。
導入から10年以上経った機械、あるいは製造から50年が経過した特殊な旋盤など、様々な機械のオーバーホールに対応します。
オーバーホールを必要とされるお客様は、タイにサービス拠点がないメーカーの機械を導入されている工場の方が多くなっています。また、部分的な修理で、機械の寿命を延ばし設備費を抑えるお客様も少なくありません。高額な新品を購入するより半分以下の予算で修理できるので、大幅な支出の削減につながります。
タイに来た当初は、日本では見たことがない機械に遭遇することもあり戸惑うこともありましたが、今はお客様の会社・工場に行って修理が必要な機械を見れば、不具合の原因を冷静に見極められるようになりました。
なんでも修理します!
タイにおけるオーバーホールの事例集
■NACHI製ブローチ盤(1990年製)
加工精度が悪いため、スライド部を擦り合わせ作業で修正しました。
摺動面の摩耗が激しいので、平行度を回復するためマシニングセンターで加工しました。
Before
▲スライド面がデコボコになっています
After
▲スライド摺動部の平面の擦り合わせ(左) スライド摺動部の基準面の擦り合わせ(右)
※擦り合わせ作業とは、刃物が付いた木製の道具を使い、手作業で精度を出す方法のこと。
■台湾製汎用旋盤(2012年製)
経年劣化でターカイトが摩耗してガタ(隙間)ができていたため、X軸のターカイト張り替え工事を行ないました。ガタができると加工精度が悪くなります。
▲年代物の旋盤
Before
▲ターカイトを張り替える前(左、中央) ターカイトを張り替えている途中(右)
After
▲ターカイトを張り替えた後、擦り合わせ作業の前(左) 擦り合わせ作業完了(右)
■玉木製インデックス専用機(1989年製)
主軸ギアボックスに使われているベアリングの経年劣化により、加工精度が悪くなったため、そのベアリングを交換しました。
▲長年の使用による油汚れ
Before
▲ベアリングの交換中
After
▲交換後のベアリング部分
KGKにオーバーホールを依頼するメリットとは?
当社にオーバーホールを依頼する1番のメリットは費用の安さです。
ローカルの会社と比較しても価格競争力には自信があります。
当たり前の事ですが、引き受けた仕事は最後まで絶対にやり遂げます。
また、お客様と打ち合わせ時にお約束した納期は、絶対に守ります。
メーカーに依頼したが断られた機械のオーバーホールなどがあれば、ぜひ当社にご相談ください。
専用機の修理で困っているお客様からのご依頼をお待ちしています。
工作機械・産業機械添・専用機の修理・オーバーホールの事なら、どこよりも安く、どこよりも丁寧に修理します。
中央︰テクニカルマネージャー 伊貝
右︰アシスタントマネージャー RAK/勤続14年
左︰AE /プレス機スペシャリスト
■伊貝プロフィール
有限会社塩澤工業(工作機械のエンジニアリング会社/愛知県)第二小牧工場勤務。2017年7月、エンジニアとしてKGKタイランドへ出向。オーバーホール歴16年、これまでに延べ100台以上をオーバーホール。
タイにおける工作機械のオーバーホールのご相談は、下記フォームよりお気軽にご連絡ください。