1928年創業の三井精機工業(本社:埼玉県比企郡)は、外国に依存していた精密測定機器や精密工作機械を日本国内で生産する目的で設立されました。
同社の二つの部門、「工作機械」と「コンプレッサ」は、高性能の製品を次々と開発することから「技術の三井精機」と高い評価を受けています。
タイ法人である三井精機(タイランド)は、三井精機の高性能・高品質なマシニングセンタ、研削盤といった工作機械、そしてコンプレッサ(給油式、オイルフリー式)の販売、そしてメンテナンスサービス、省エネ点検サービス等をタイで展開しています。
森本:本日は三井精機・中村さんに来ていただきました。
中村:三井精機(タイランド)・中村です。よろしくお願いします。
弊社は、コンプレッサと工作機械を製造・販売するメーカーです。
タイ国内におきましては、コンプレッサの販売およびメンテナンスを主に展開しております。
弊社のコンプレッサはスクリュータイプが主流ですが、特にインバータ・タイプ、そしてオイルを一切使わないオイルフリー・タイプがお薦めでございます。
森本:三井精機のコンプレッサは、どういった特長が挙げられますか?
中村:三井精機のコンプレッサ i-14000X、i-14000、ZU-Quatro、u-14000 等には、『Z-SCREW』というメカニズムが採用されています。
これは、1本のスクリューローターと2枚のゲートローターで構成される理想的でシンプルな構造で、回転の際の優れたバランスが特長となります。
このZ-SCREWを使った三井精機のコンプレッサは、さらなる長寿命・低騒音・低振動を実現しています。
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三井精機の『Z-SCREW』は、1本のスクリューロータと左右対称に配置されたゲートロータによるシンプル構造のため、回転軸に対する圧力がバランスよく、ベアリングに余計な負荷がかからない高効率のスクリュー。
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中村:オイルフリーコンプレッサは、潤滑油を一切使用せず、スクリュー内部に水を注入する水潤滑式を採用しています。
吐出される圧縮空気はオイルミストを一切含まないクリーンエアです。
油分除去用フィルタが不要なので、廃棄物を削減や環境負荷の低減にも貢献します。
給油式・オイルフリーのどちらのコンプレッサも、標準(ノーマル)タイプに加え、より省エネ効果が期待できるインバータ・タイプがお選びいただけます。
森本:KGKが思う三井精機さんのコンプレッサの強みとは。
それは、やはりMade in Japanの信頼性に尽きると思います。
そして、信頼性の上でのアフターフォロー、アフターメンテナンス。
これが、我々商社としても、売りやすいものとなっております。
中村:三井精機(タイランド)では、現在お使いのコンプレッサの稼働状況を1週間にわたって測定し、データ化された結果をレポートで視覚的にまとめ、診断する『コンプレッサ診断』サービスを行なっています。
また、エア漏れ点検、オイルやフィルター点検などのコンプレッサの定期点検、修理、部品交換などのアフターメンテナンスも万全です。
MITSUI SEIKI (THAILAND) CO., LTD.
三井精機(タイランド)
中村 圭祐 KEISUKE NAKAMURA
Managing Director
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工作機械
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産業機械・エネルギー関連
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工作機械
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