丸鋸切断機&鋸刃(ブレード)を日本で独自開発!
切断のトータルアドバイザー津根精機
28/10/2024
KGK Engineering (Thai) Co., Ltd.のアバター画像
KGK Engineering (Thai) Co., Ltd.

▲KGK-ETシラチャ新オフィスのショールームに設置された津根精機の丸鋸切断機

KGK エンジニアリングタイ(以下、KGK-ET)は、タイで工作機械や産業機械などの販売とサービスを提供しています。
今回は、切断機や工具を独自開発・製造している津根精機株式会社の注目製品についてご紹介します。


「切る」技術に特化した希少な日本メーカー津根精機

津根精機は、切断機と専用刃物(鋸刃(のこば))を製造している日本のメーカーです。タイをはじめとする東南アジア市場では、多くの競合やローカルブランドの切断機が存在する中で、津根精機の切断機はその高い耐久性が評価されており、国内外問わず多くのお客様の元で、長年に渡りお使い頂いております。この「壊れにくさ」が強みとなり、日本国内で築かれた信頼性がタイでも顧客に選ばれる理由となっています。

「津根精機は、“切る”ことに特化した金属切断の総合メーカーで、切断機とその鋸刃を一貫して自社製造する世界で唯一の企業です。様々な加工工程の中でも“切る”技術に特化し、工具どちらにも知見とノウハウを有していることから『切断のトータルアドバイザー』としての地位を確立しています。
さらに、製品開発や製造だけでなく、納品後のアフターサービスを徹底することで、長年にわたってお客様からの信頼と実績を築いてきました」(津根精機 津根社長)


高精度で安全性や操作性に優れた全自動式切断機『TK-80GL』



看板製品である全自動式超硬丸鋸切断機「TK-80GL」は、高精度・高剛性の主軸とベッド、送り機構の高速調整、CNCによる切断条件の設定支援、そして環境に優しいセミドライカットを備えた全自動切断機です。高い耐久性と扱いやすい操作性により、自動車部品や建設関連の製造現場で幅広く使用されております。

【丸鋸切断機「TK-80GL」の主な特長】
・切断範囲の拡大

▲切断可能径をTK5C-72GLのφ70からφ80へ拡大

・チップコンベヤのメンテナンス性

▲チップコンベヤを着脱式に変更(標準:スクリュー式チップコンベヤ)

・高い安全性

▲機械本体、オートローダの安全カバーを設置し、高い安全基準に準拠

・高い操作性

▲操作盤横に配置された機内確認用窓、津根独自のユーザインターフェイスにより快適で円滑な操作を提供

・残材長の短縮

▲最小残材が、TK5C-72GLの55mmに対して48mmに短縮(オプション装備で33mmまで短縮可能)

丸鋸切断機の実機をKGKシラチャショールームに常設展示
タイでの販促に向けてKGK-ETと津根精機の連携強化

KGK-ETでは、津根精機のタイ市場でのプレゼンス向上に向けて、同社と連携して戦略的な販促活動を進めていきます。この一環として、KGK-ETのシラチャショールームに津根精機の丸鋸切断機を展示し、タイ国内でも実機を気軽に確認いただけるようになりました。即納可能なショールーム機として展示されており、デモやテストカットにも対応しています。納入前の製品カスタマイズのみならず、アフターサービスも連携してタイで完結して行える体制を築いています。



「津根精機はタイ法人もありますが、これまでは販売よりもアフターサービスに力を入れてきました。今後、KGK-ETの協力を仰ぎながらタイでの販売活動を強化し、市場への積極的なアプローチを進める方針です。
今回のKGK新ショールーム開設ならびにタイでの実機展示開始は、弊社にとってタイ市場開拓における重要な一歩なのです」(津根精機 村井氏)

タイで津根精機の切断機の実機見学やデモカットができるのはKGKシラチャショールームだけです。実機でその優れた性能や機能をぜひご確認ください。


▲左から、KGK-ET伊貝氏・石川氏、津根精機 津根氏・村井氏

津根精機株式会社
津根 良彦 Yoshihiko Tsune
代表取締役 社長

村井 雅志 Masashi Murai
国際部 係長


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