経済成長が続くベトナムでは、製造業の拡大によりコンプレッサの需要は増加しています。また、省エネを企業の重要課題とする日系企業や外資・現地大手企業を中心に、工場における省エネ需要も高まっています。
そんなベトナムにおいて、コンプレッサを中心とした省エネソリューションをお届けする弊社「コベルコ・コンプレッサ・ベトナム」をご紹介します。
100年超えの技術で安定稼働・省エネ化を支える
「コベルコ・コンプレッサ」ベトナム法人
我々コベルコ・コンプレッサ株式会社は、神戸製鋼グループにおけるエア・コンプレッサ事業を担っています。
会社設立は1997年ですが、神戸製鋼グループとしてのコンプレッサ事業は100年以上にもなり、現在営業・サービスの拠点を世界10ヵ国に、製造拠点を3ヵ国に持ち、グローバルに事業を展開しています。
ベトナム市場への製品提供は、1990年代初期から始まり30年以上。
現在約4000台のコベルコ製コンプレッサがベトナムで稼働しています。
「コベルコ・コンプレッサ・ベトナム」(2011年設立、以下「コベルコ」)は、ハノイを本社とし、ホーチミンやダナン、ハイフォンにも拠点を持ち、ベトナム全土で製品・サービスを提供しています。

また、弊社はアフターサービスに注力しており、従業員約80名のうち50名近くがアフターサービスに従事しています。
各拠点に専門スタッフがおり、定期的なお客様訪問で予防保全・定期整備・修理などをメーカーとして直接提供しています。
強み:省エネソリューションと充実したアフターサービス
① 安定稼働
コンプレッサは工場の心臓部ともいえる重要機械。安定的な稼働が必須のため、高い性能と信頼性が求められます。
コベルコは、安定稼働を最重要の価値と捉え、耐久性と信頼性に優れたコンプレッサを開発・製造しています。過酷な使用環境にも対応できる設計と品質管理を徹底し、長期にわたり安定した性能を提供できる製品づくりを追求しています。
② 省エネ性
コンプレッサは工場全体の電力消費の20~30%を占めるため、省エネ対策の効果が大きい設備の一つです。コベルコでは、コンプレッサに周辺機器などを組み合わせた全体システムでの、付加価値の高い省エネソリューションを提案できるのが強みです。また、省エネ診断により、実際の稼働データに基づいた最適なご提案をすることに注力しています。
さらに、コベルコのコンプレッサは、経済産業省後援の省エネ大賞を受賞するなど、省エネ分野の先進的なメーカーとして高い評価を得ています。
③ 現地サポート・アフターサービス体制
約80名の従業員のうち50名近くがアフターサービスを担当。キーマンは日本本社で研修を受講しており、確かな技術・技能で、お客様をサポート。定期的なお客様訪問による予防保全、定期整備、修理をメーカーとして直接提供できることが強みです。また、即納機・バックアップ機・基本部品を在庫し、迅速な対応が可能です。
コベルコの主力コンプレッサと省エネソリューション
■油冷式コンプレッサ(コベライアン)
省エネ性、メンテナンス性、操作性、耐久性、静音性などの各性能を追求。2023年省エネ大賞受賞。
■オイルフリー式コンプレッサ
独自性の高いスクリューを採用。2024年省エネ大賞受賞。
【コンプレッサと組み合わせて省エネをより効率的に実現する周辺機器】
■温水回収
コンプレッサの排熱を回収し、再利用する独自性の高いソリューション。
■排熱ドライヤ(オイルフリー式専用)
コンプレッサの排熱を利用し、ほとんど動力なしで稼働するドライヤ。
メーカーとしての責任:製品ライフサイクルを通じたサポート
コンプレッサは10年以上にわたり使用される重要な設備です。
コベルコは、単なる製品提供にとどまらず、そのライフサイクル全体を通じてお客様を支え続けることを使命としています。長期的な安定稼働と省エネの実現に向け、最適なサポートを提供し、お客様の事業と共に歩み続けます。


KOBELCO COMPRESSORS VIETNAM CO.,LTD.
清水 敏正 Shimizu Toshimasa
ベトナム法人社長(General Director)
1993年神戸製鋼所入社、入社以来産業機械、汎用コンプレッサの営業、販売企画(マーケティング)を担当
2023年よりベトナム現地法人社長に赴任
ベトナムでコンプレッサをお求めの方、工場の省エネ施策で課題をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。