クロイツタイランドが提案する自動化システム
人件費が上昇し続け、また新型コロナウイルスの影響による不確実性が高まる現代、工場の自動化(FA)は製造業において生産性改善のみならず、業界で生き残っていくための重要な要素になってきています。しかしながら、まだまだ人手に頼っている工場は多く存在します。人手に依存することは人件費高騰の問題に加えて、安全面でもリスクがあります。
本稿では、クロイツが提案する製造業に必要不可欠な自動化(FA)についてご紹介します。
工場における自動化のメリット
■コスト面
人海戦術のアナログな製造ラインは不良品(NG)の発生や生産効率の低下のリスクがあります。
自動化システムの導入により生産効率向上のみならず、更に生産コストを削減できることによって、業界内における価格競争力を高めることができます。
■安全面
危険性を伴う加工工程における事故を防ぎます。また、人手作業によるヒューマンエラーの発生リスクや欠勤・遅刻による生産ラインの停止などを低減させます。
クロイツが手掛ける自動化システム構築の流れ
まずは、サービスエンジニアがお客様のご要望を丁寧にヒアリングし、省人化・不良率改善・生産性向上などの課題対象を掘り下げて調査します。その後、実際の作業工程の確認を行います。生産ラインに最適な自動化システムを構築するため、前後の作業工程も合わせて確認します。お客様が望むサイクルタイムを実現できるよう、綿密に構想を練る必要があります。
ヒアリング、既存生産ラインの確認の完了後に構想図を作成し、お客様に見積もりを提示します。
お客様のご要望を絞り込み、図面を作成。次いで製作、組立、お客様による立会検査を行います。
立会検査後、工場への設備納入、据え付け、実際の生産ラインでの試運転を行います。
新規設備導入時には、使用方法や基本的なトラブルシューティングに関するトレーニングが必要です。クロイツタイランドでは、お客様へのトレーニングサービスにも対応しています。緊急時にお客様自身で設備の修理が行えるよう、設備・動作システムに関する情報をしっかりと提供しています。
タイ・東南アジアで300案件を超える自動化システムを手掛るFAのエキスパート
クロイツタイランドでは、タイ国内外で300件を超える自動化システム案件を手掛けてまいりました。バリ取りシステムや組立システム、搬送システム、検査システムなど用途は多岐に渡ります。
初工程から最終工程まで専門エンジニアチームがトータルサポートを行うことにより、お客様からの信頼を獲得し続けてきました。タイ人・日本人合わせて全34名のエンジニアが在籍しており、営業はサービスエンジニアで、組立工程は機械エンジニアが担当します。エンジニアの判断および分析によりワークの効率を最大限に高めます。
クロイツタイランドのエンジニアチームは若いチームです。熟練エンジニアチームとの連携により、蓄積された知識を次世代に継承することができます。17年超の実績を持つエンジニアチームはお客様の意見に耳を傾け、工学の基本と経験の蓄積をもとに自動化システム構築に取り組んでいます。
特に自動車部品製造分野での実績が多く、リピートも多くいただいております。その理由は、国内の一流メーカーの工場へ自動化システムの導入実績があり、生産効率の改善に貢献しているためです。タイ法人を起点に、グループ企業からも高い評価をいただいております。