【国際輸送:タイ⇒欧州・米州】バンコク・ゲートウェイ・サービスを推進!モノの消費地欧米へ安定して供給
28/10/2024
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石森 淳一General Manager / Air Freight Business Unit

製造業が集積するタイなどのアジアを「モノを製造する場所」とすれば、市場が成熟したヨーロッパやアメリカは「モノを消費する場所」。

グローバルな時代にあって、私たち「近鉄エクスプレス」はこうした生産されたモノを安全に素早く、しかも安価に消費地に届けることを全社的な使命としています。

そのために、数年先の市場を地球規模で見据えて、提供を始めた輸送ソリューションが「バンコク・ゲートウェイ・サービス」です。アジアから欧州・米州、そしてその先へ。日系企業の頼れるパートナーを目指しています。


LAX Gatewayサービス:ロサンゼルスを拠点に、タイからアメリカ・メキシコ各都市へ輸送!

欧米市場のうち、まず北米の拠点となるのがアメリカ西海岸のロサンゼルス空港。
世界中から就航する航空便の数は群を抜いており、厳しい競争にさらされている輸送拠点です。

私たちが取り組むサービスは、ここからその先、例えばメキシコに向かう第3国輸送路の開拓などにあります。西海岸とは異なり、一気に輸送の便が少なくなる中米エリア。しかし、北米自由貿易協定(NAFTA)によって多くの自動車関連企業が進出するなど、確実にニーズが存在する地域です。

メキシコ行きに限らず、アメリカ国内のアトランタやダラスといった主要な産業都市向け輸送路の確保も重要なミッションです。
これらの地域への就航航空便数も同様に少なく、貨物スペースも限られています。そこで、私たちが選択したのはともにトラックによる陸上輸送。ロサンゼルス空港で世界各国からの荷を受け取り後、トラックに積み替えてメキシコ国境やアメリカ国内の産業都市を目指します。


低コストと短いリードタイムを実現したKWEの国際輸送サービス

競争の厳しい国際間輸送にあって、求められるのは低コストと短いリードタイム。実現のためには全体の取扱量を増やしていかなくてはなりません。それには利便性を向上させ、利用者の増加を図る必要があります。利用増となることで単価(コスト)が下がりサービスも安定する。効率を追求していくことで、トラックの定期運行も可能となりました。


AMS Gatewayサービス:アムステルダムを拠点に、タイから欧州各都市へ輸送!

一方のヨーロッパ市場では、オランダのアムステルダム空港を拠点としました。EUの貿易港ユーロポートを持つ同国には、西ヨーロッパの流通機能が集積しています。ここからトラックで自動車部品や一般消費財などをヨーロッパ各国に配送します。5億人を超える欧州市場は消費が安定しており、将来を見通せる底堅い市場です。KWEはアムステルダムから欧州各地の主要都市へ輸送します。

▲KWEの強み:タイを起点にした広域圏の荷を欧米へ輸送


バンコク・ゲートウェイ・サービスは、タイ国内のモノだけを欧米市場に送るものではありません。ベトナムやインドネシアといった東南アジア、中国などの東アジア、インドなどの南アジアもその範囲にあります。米中貿易戦争に端を発した中国市場からの東南アジアへのシフトも、最近顕著となっています。KWEは、変化に対応し、先を見越したサービスをお客様に提供します。


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