MANUFACTURING EXPOは、機械に関連する業界トレンドが一堂に集まる東南アジア最大の展示会です。また、ビジネスマッチングイベントであるMfair(ものづくり商談会)、タイで唯一の電子部品の展示会NEPCON Thailand2019も併催されます。
Suttisak氏が今年の目玉と考えるイベントは、「AUTOMOTIVE SUMMIT2019」だ。自動車関連の大手企業が参加し、電気自動車、自動運転などをキーワードに車の近未来について議論する。今後の自動車市場の動向をしっかりと把握する意味でも重要なイベントだ。また、タイ政府機関と中小企業の起業家がコラボレーションするRobotics Cluster Pavilionでは自動車生産の自動化、ロボット化による生産ラインの改善に関して意見交換が行われる。
最後に、Suttisak氏は日系企業の投資機会に言及した。「現在、タイの製造業はガソリン車から電気自動車への移行を目指している。この大きな変化に際して、生産の自動化、ロボット化への動きが加速していく。日系企業にはロボットとそれに伴うシステム開発の分野で多くの機会があるでしょう。日本は、常にタイの戦略的パートナーです。当展示会が日本とタイのネットワーク拡大の一助になれば幸いです」。