タイ人スタッフが製作する日本品質の溶接設備、自動車治具【マルカマシナリー（タイランド）TMM会メンバー】

09/03/2021

山本博　HIROSHI YAMAMOTO

Managing Director

タイ瀧上は2002年に設立。
現在は、タイ国内の機械メーカー12社で構成されるマルカマシナリー（タイランド）の一員として、溶接関連設備や治具をオーダーメイドで製作しています。
本稿では、当社の概要をご紹介します。

溶接設備や自動車関連治具のことならタイ瀧上へ

溶接は、複数のパーツを接合し、連続性を持つように溶加材を加えて部材を接合する方法です。
当社は溶接治具を得意とし、エンジンの複数の排気管をまとめるエキゾーストマニホールド、座席のフレーム、側面からの衝突に対し乗員を守るドアビームなど、主に自動車関連の治具を製作しています。
また、溶接設備に関連する自動化、ロボットシステムの設計・製造も一貫して自社で行ないます。
「製造」と「最終溶接チェック」の工程を分けた２工場体制で効率化を図っている点が、当社の特長のひとつです。

▲左：第1工場　右：第2工場

当社の技術とサービスを支えるタイ人スタッフ

当社は、タイ人スタッフの教育・研修を充実させ、日本と同等品質のサービスをお客様にご提供しています。
設計・電気のリーダーは、日本本社で技術を習得。豊富な経験を活かし、ローカルスタッフの指導も担当しています。
また、スタッフの技術チェックを年1回欠かさずに実施し、一定以上の技術水準を維持するよう努めています。

▲機械加工グループリーダーVATIT氏（左）と電気部マネージャーNATTAWUT氏（右）

技術的な打ち合わせに関しては、お客様が日系企業であっても、基本的にタイ人スタッフが担当します。
現場を実際に取り仕切るタイ人スタッフが、治具製作に関するお悩みに対して直接アドバイスさせていただくことで、お客様の時間やコストを省くことにもつながります。

徹底した社員教育でスタッフの成長を応援

前述したように、当社は信頼できるタイ人スタッフの育成のため、日本式の社員教育を行なっています。

■ホウレンソウ（報告・連絡・相談）の徹底
■溶接の新技術の勉強会
■お客様と良好な関係を築くために、自分自身が楽しんで仕事をする

この他にも、「モチベーションの向上」や「品質に対する意識づけ」も欠かせません。
スタッフたちが製作する各部品の重要性を理解させることで、「自分の仕事に誇りを持ち、より安全で高品質な部品をつくろう！」というモノづくりへの意識を高めています。

当社は「TMM会」のメンバーとして、これからもお客様から信頼される高品質な製品をつくり続けていきます。

タイで溶接関係の生産設備や自動化システム、治具のオーダーメイドをご検討の方は、問い合わせフォームからご連絡ください。

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