超高張力鋼板(1180MPa)対応の強固な設計と全自動運転機能により、高い生産性と安定性を実現。バリ方向の統一やライン全長の短縮、精密なレベリングで作業効率と品質を向上させます。迅速なロールユニット交換と多様な材質対応でメンテナンス性が向上し、作業の効率化を実現します。
<ラインナップと主な特長>
【スーパーハイテン用レベラーフィーダーライン】
超高張力鋼板(1180MPa)対応
・コイルばらけ防止のため、上流側にルーパーピンチを搭載し、安定したアンコイラー繰り出し制御を実現
高剛性フレーム設計
・超高張力鋼板(1180Mpa)の矯正反力に耐える撓み量設計を採用し、レベラー本体に高い剛性を確保
全自動運転プロセス
・ローディング、ピーリング、スレーディングの各工程を全自動化し、生産効率を向上
【ファインブランキング専用レベラーフィーダーライン】
バリ方向統一のコイル繰り出し
・アンコイラーからの上出し・下出しを実現し、スリッターで発生したバリ方向を統一
ライン全長の大幅短縮
・ループレス設計により、ライン全長を従来機の1/2以下に短縮
・アンコイラーからレベラーまでのダイレクト通板で省スペース化を達成
C方向のソリ軽減
・ベンダーロールをワークロール入側に配置し、従来の設計では困難だったC方向のソリを軽減
段取り時間の短縮
・ダブルアンコイラーを採用し、次コイルの段取り作業を大幅に効率化
高精度のレベリング性能
・平坦度15/100(板厚3.0mmフィーダー出口にて)を保証し、精密な加工品質を提供
【カセット式レベラー】
メンテナンス性の向上
・上下ワークロールユニットの迅速な交換が可能で、稼働停止時間を短縮
・ワークロールの分解清掃が容易で、メンテナンス効率が向上
多様な材質・板厚に対応
・高強度鋼板、アルミニウム板、厚板、薄板など複数の仕様に対応可能なロールユニットを装備
・材質や板厚レンジに応じて適切なカセットを選択可能
自動着脱機構による効率化
・ロールユニットの自動着脱装置を搭載し、作業負担を軽減
・回転駆動部もロールユニット仕様に合わせて速度設定が変更可能