性能をさらに高めるメンテナンス&アフターサービス
マエカワ(タイランド)は、タイで鶏肉・豚肉用脱骨装置DASシリーズの販売、アフターサービスを提供しています。主力機種の鶏もも肉の脱骨装置トリダスは世界26ヵ国で販売しており、累計1,500台以上の納入実績があります。タイ国内では、ほぼすべての大手鶏肉加工業者にご採用いただいております。
今回は、DASシリーズの製品ラインアップとメンテナンスサービスについてご紹介していきます。
タイでの食肉加工ならお任せ!鶏肉用脱骨機DASシリーズ
食肉用脱骨機DASシリーズは自社で開発、製造しています。鶏肉用部位別脱骨装置は以下3モデルです。
1. TORIDAS MK-2(トリダス)
骨付き鶏もも肉用脱骨装置です。人手の4倍の速さで骨と肉を自動的かつ正確に分離することができます。速く、高品質な加工により、生産性向上を実現します。
鶏肉フロントハーフ用の全自動脱骨ロボットです。胸肉・手羽・ささみ・ガラの各部位に、自動的かつ正確に分離することができます。鶏のサイズ検査において画像検査技術を導入し、個体差に対応した、適切なカットが行なえます。
手羽元用全自動脱骨ロボットです。手羽元肉の加工はもちろん、切り換え調整によりチューリップ加工にも対応可能です。
コロナ禍における労働力不足と感染拡大防止にも貢献
コロナ禍において、外国人労働者のタイ入国が制限されていることによって労働力が大幅に不足しています。自動脱骨ロボットはこのような食肉加工現場の労働力不足解決にも役立ちます。
コロナ禍における自動脱骨ロボット導入メリット
・人と食肉との接触を最小限に抑える(作業者は鶏肉を脱骨ロボットに運ぶのみ)
・人手を減らすことで労働力不足の問題を解消
・人手に比べて加工品質が安定するため、品質・生産性が向上
・正確な生産計画を立てやすい
▲トリダスでの鶏肉加工様子。人と鶏肉の接触回数を減らすことで、ウイルス感染拡大を低減する
また、工場内現場設計・現場調査・ロボット設置などを行なう食肉加工装置専任のサービスチームが常駐しています。独自のOJT研修やワークショップを通して、ロボットの調整・機械操作・清掃・安全システム、ロボットの定期メンテナンスなどのお客様向けトレーニングを実施しています。
スピード対応が強み!自動脱骨機向けアフターサービス
お客様向けトレーニングサービスのみならず、自動脱骨機メンテナンスには以下のようなサービスパッケージもご用意しています。
パッケージA
メンテナンス用スペアパーツサービス・メンテナンス・機械検査・緊急対応
パッケージB
メンテナンス用スペアパーツサービス・メンテナンス・機械検査
パッケージC
メンテナンス用スペアパーツサービス・メンテナンス
▲定期的なロボットのメンテナンスにより、動作効率と耐用年数が向上します
3〜4ヵ月ごとの定期点検サービスも行なっており、お客様ごとにレポートを作成し、結果をご報告しています。
もう1つの強みは、対応スピードです。LINEを使ってお客様と緊密に連絡を取ることができるため、機械を使用中に発生した誤作動や故障に対して状況や問題を素早く連絡いただき、すぐに問題解消方法をご提案します。素早い対応により、機械のダウンタイムを最小限にしています。
▲メンテナンスの専門知識と経験を持つ技術者チーム
サービスチームおよびアフターサービスの強み
・平均勤続年数が5年以上の、熟練の技術者が対応。毎年スキルチェックテストを実施
・スーパーバイザーは日本で研修を受け、認定取得済
・タイ国内にスペアパーツの在庫があり、常時最大30機までのスペアパーツ交換が可能
・常時に、ロボットソフトウェアの最新アップデートを実施
・トリダスは購入前のデモ使用も可能
▲マエカワ(タイランド)のサービスチームスタッフ
当社サービスチームによるメンテナンスとアフターサービスにより、自動脱骨ロボットをスムーズかつ効率的に、長期にわたって使用が可能です。11年前にタイで初めて自動脱骨ロボットを納入して以来、定期的なメンテナンスとスペアパーツの交換を行なってきました。おかげさまで第1号機は現在も問題なく稼働しています。