金属の中で最も融点が高く、高硬度で加工が難しいと言われている「タングステン」。セラミックやステンレスなどに並ぶ難削材に位置づけられる金属の1種です。材料の入手、加工ともにタイで対応できるメーカーは大変希少です。
弊社MCテクノスが協業しているMFK ENGINEERING Co.,Ltd.(以下、MFK)は、タイで10年以上、タングステンをはじめとする難削材の高精度加工を手掛けているメーカーです。
今回は、同社の強みと加工技術についてご紹介いたします。
MFKはタイで溶接用電極や治工具の製造、機械・設備の設計、製作を行っています。親会社は名古屋を拠点とする水谷フライス工機株式会社で、難削材加工を専門としています。
タイでは、以下3つの事業を中心に展開しています。特に、金属の切削・研削・ろう付け加工に定評があります。
■金属加工事業(銅やタングステンをはじめとする金属の部品加工)
・抵抗溶接用電極
・ 治工具
・溶接関連部品
・シャンク、カッターホルダーなど
■専用機の設計、製造、組み付け
オーダーメードにて生産設備製造
■工場設備の設計、施工
MFKは、長年積み重ねてきた電極製造のノウハウから金属加工に長けており、金属の中で最も軟らかい銅、最も硬いタングステンまで幅広い種類の金属の加工に対応しています。
【MFKの強み】
✔タイで難削材を扱っている
タングステン・セラミック・超硬などの多種多様な金属(難削材)の取り扱い実績が多数あり。
✔難削材のミクロン単位の超高精度加工が可能
1000分の1レベルの厳しい公差にまで対応できる。
✔充実した加工機械のラインアップ
研削盤や複合加工機・ワイヤー放電加工機・表面加工の専用設備など、高精度加工を叶える設備が揃っている。
タイで難削材を使った公差1000分の1レベルの高品質部品を調達する場合、そもそも現地での調達は難しいと諦めていませんか?MFKであれば日本と同等基準の高精度な難削材加工品をタイ国内での一貫生産で提供しています。
電極部品のみならず、金属を使った各種部品や治具の設計・製作実績が多数ございます。
<製作実績 例>
・電極ホルダー
・金型
・パンチ、ダイ
・治工具
・溶接チップ など
これまで多くのお客様から金属加工に関するお困りごとの最後の駆け込み寺としてご相談をいただいてきました。他社で断られた案件でも、MFKなら実現できる可能性は十分にあります。
難削材に関する困り事案件があれば、まずはお気軽にご相談ください!
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山田 Yamada
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