株式会社山善は、機械・工具商社として日本、欧州・米州、中国、ASEANと世界中に拠点を設け、ASEANは8ヵ国に展開し生産性向上のサポートをしている。タイ進出は1967年で、機械・工具商社として旋盤やマシニングセンタなどの工作機械、計測機器や切削工具など工場設備に関わるあらゆる製品を取り扱っている。
METALEX出展に際して山善 アセアン支社 支社長 萩原氏にインタビューを行なった。
タイの製造業の現在と今後の展望について「タイの製造業はASEANの製造拠点となっており、特に自動車はタイより世界中に輸出されています。今後タイの製造業は生産性・品質向上を求められると考え、我々は日本製の工作機器・工具の販売を通じお客様の目的を達成できるようお手伝をいたします」と萩原氏は語った。
同社はMETALEX初年度から第33回となる今回まで連続で参加する唯一の日本企業である。
「タイで日本の機械工具を紹介し、タイの製造業の生産性向上のお手伝いを続けるうちに山善ブランドも浸透していった」と萩原氏は感慨深く振り返る。
今年は、同社が取り扱う42社の製品を展示する。中でも主要メーカーの「BROTHER」と「CITIZEN」は注目だ。「BROTHER」は今年発表の最新機種であるSPEEDIOF600X1、「CITIZEN」は全機種に最新技術であるLFV(低周波振動切削)技術を搭載している。また、他のメーカーの最新実機も展示し、ブース内にはバンコク本社のショールームを再現した「CROSSINGコーナー」を設置する。
「今回のMETALEXでの展示テーマは“CROSSING YAMAZEN”です。機械部・機工部・エンジニア部の3部門と各メーカーを掛け合わせた新たな付加価値サービスを提供します。是非弊社ブースへご来場ください」