株式会社安川電機は、1915年に福岡県北九州市で創立。ロボットやモーションコントローラ&サーボドライブ、インバータードライブといった生産の自動化において重要なキーコンポーネンツを提供してきた。タイ進出は2004年。ロボット事業を柱としている。主な顧客である自動車関連企業に加えて、今後はそれ以外の分野でも広くロボット技術の展開を図る方針だ。
METALEX出展に際して安川電機タイランドの社長兼CEOの坂本氏にインタビューを行なった。
坂本氏は、タイの製造業の現在と今後の展望について「技術力が非常に高くなってきている。労働力不足や品質の安定、生産性向上といった課題をクリアするために、単純作業をロボットに任せ、知的な作業を人が行なうというような、人とロボットの役割分担が今後のカギになる」と語る。
同社は、生産自動化の実現に向けたソリューションコンセプト「アイキューブ メカトロニクス」を打ち出している。「単なる機械の導入」といった部分解決ではなく、機械の稼働をデータ化して統合、工場の生産効率の向上や品質向上に繋がる高い技術をもって、顧客の現場に革新的な進化を生み出していく全体解決型のソリューションだ。
METALEXについては、「実際の商談ができる重要な展示会と捉えている」と坂本氏。2006年から毎年出展を続け、今年で13回目の出展となる。会場では、ロボットやモーションコントローラ等の主力製品の展示に加え、前述の「アイキューブ メカトロニクス」の考え方も披露予定だ。「必ずや製造工程の自動化のお役に立てると考えています。お客様の課題にパートナーとして関わり、一緒に成長していきたい。METALEXでも、当社ブースでそれを感じていただきたいと思います」
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