第１回のMETALEXからの連続出展記録を更新する山善タイランド。
今年も600㎡の大規模スペースで製品展示と商談会を行なう。
ブースのテーマは、昨年同様に同社のソリューションコンセプトである「CROSSING YAMAZEN」。
「CROSSING YAMAZEN」とは、山善の主要部門である機械部・機工部・エンジニア部と各メーカーの製品群を掛け合わせて付加価値の高いソリューションを生み出すためのキーワードだ。
コロナ禍（COVID–19）で迎えるMETALEX 2020に関して、山善アセアン支社長の萩原正司氏に話を伺った。
昨年から続く世界的な経済停滞と、それに追い打ちをかけている新型コロナの影響は、山善のビジネスにも影を落としている。 しかし、萩原氏はタイの製造業の景気回復に関してポジティブに考えている。
「タイの製造業は、進出している外国企業とローカルベンダーの相乗効果によりアセアンNo.1のインフラが整い、モノづくりにおいてまだまだポテンシャルを持っている」。
そして、この経済危機に対して、山善は積極的な施策を展開している。 今回のMETALEXも例年同様に大規模展示を行なう他、インターネットを活用したオンラインセミナーや顧客へのオンラインサポートの充実にも力を入れる。
出展者の中には自粛ムードの企業も多いが、山善は攻めの姿勢でマーケットに活力を与え、タイ経済の加速に貢献する考えだ。
「今年のMEALEXに限っては近隣諸国からの来場はかなわないが、今後もタイとMETALEXがアセアンにおける展示会の中心になると考えている」と萩原氏。
コロナ禍においても積極的な展示を行なう山善ブースは、METALEX 2020の注目すべきブースのひとつだ。
■主な製品展示メーカー
BROTHER, CITIZEN MACHINERY, IKURA, OKUMA, YAMASAKI GIKEN, TAKISAWA, Okamoto, muratec, CGS, HATSUTA, MinebeaMitsumi, BLUM, MORESCO, NIHON I.D, Kitagawa, CKD, AMADA, JUKI, suiden, NGK, AMANO, TUNGALOY, MITSUI SEIKI, Mitutoyo, MORETECH, MST, Nidec, NIKKEN, NITTO KOHKI, OSG, PATLITE, THK, Yukiwa, JAPAN AUTOMATIC MACHINE
YAMAZEN (THAILAND) CO., LTD.