METALEX2024~エンシュウタイランド~|タイ現地製造のBT15番立形マシニングセンタの実機を展示!5万回転&省スペースが強み
27/11/2024
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サムライアジア編集部




エンシュウタイランドでは、1997年から工作機械販売を、また2003年からは製造もタイで行っている(Bangkok Enshu Machinery社)。主に立形BT30番、BT40番のマシニングセンタを現地生産しており、「短納期」「迅速なアフターサービス」「柔軟なカスタマイズ」をモットーに、顧客の要望に応えやすくしている。 今回取材に応じてくれた田畑社長も「故障やトラブルの際にモノが現地にあり、すぐにサービスが受けられるという安心感をお客様に持っていただいている」と話す。

METALEXには、タイ国内のみならずASEANエリアの顧客を毎年招待し、工場見学とセットにしてタイに来てもらう機会にしているというエンシュウ。タイにとどまらずASEANエリアへの発信の場としてMETALEXを位置付けている。


主テーマ『THE MASTERPIECE』に沿った今回の目玉製品

METALEXのイベント主テーマ「The Masterpiece」に即して、エンシュウでは最新立形マシニングセンタ「SV130」をはじめとした渾身の機種を展示予定だ。
特に「SV130」と「SV130 2APC」は、スペース・コスト・エネルギーを抑え「豊かな未来につながるSaving Center」シリーズとして注目を集めている。

【エンシュウ Saving Center 立形BT15「SV130」】

スピンドル5万回転により、セラミックなどの高硬度素材や脆性素材の切削が可能な立形マシニングセンタ。移動量は従来機そのままに、機械高さ2mをきり既存機械の約半分の使用スペースのコンパクトマシン。タイ現地で100%製造できるため、短納期や素早いアフターサービスもポイント。




製品の特長
・スペース34%減、コスト26%減、エネルギー25%減(従来比)の「Saving Center」
・タイ現地で100%製造
・スピンドル最高5万回転(従来機に比べてセラミックへの穴あけ切削時間が約半分に!)
・各軸のモータを小型化し、消費電力を削減
・ロボットによる自動化または2APCによる自動化に対応
・カーボンニュートラル・SDGsに対応(エネルギー消費削減のほか、油圧ポンプ不使用、RoHS指令対応部品採用)

≫特におすすめの現場やワーク
・小径工具による軽負荷加工
・電子部品(半導体・HDDドライブなど)、医療分野(人工関節など)、眼鏡・時計部品、バルブ部品などの微細加工や仕上げに最適
・樹脂、ガラス、セラミック、超硬合金などの高硬度・脆性素材の切削が可能


【エンシュウ Saving Center 立形「SV130 2APC」】

小型ながら広い加工エリアを持つ立形マシニングセンタ。細かく小さな穴を高速で加工も可能で、省スペースや省エネルギーといったSaving Centerとしての特長に加えて、SV130はスピンドル5万回転(カスタマイズ)させることができます。




≫特におすすめの現場やワーク
バルブ部品などの金属部品加工
HDDドライブなどの電気・電子部品
EV部品、エンジン、トランスミッションなどの自動車部品

エンシュウタイランドの田畑社長は、「昨今のバーツ高騰は、タイで機械を生産する我々にとっては痛手ですが、それでもタイ現地で製造するメリットをお客様に最大限感じていただけるように今後も努めていきます」と語ってくれた。


METALEX2024 エンシュウタイランドブース概要

ブースエリア:Hall 101 Booth BJ29

主な展示機:SV130、SH350、その他30番・40番のマシニングセンタ 合計4機種

■ METALEX2024 JAMTATブース概要

ブースエリア:Hall 101 Booth BJ29

JAMTATは、タイおよび日本における工業会の架け橋となり、その発展に貢献することをミッションとして設立された非営利団体。日本の工作機械メーカーや機械商社約50社が加盟する、日本国外において最大規模の組織。現在はエンシュウタイランドの田畑社長が会長を務める。 今回のMETALEXには加盟企業のうち19社が参加し、ホール101のまとまったエリアに各社が出展予定。


ENSHU (Thailand) Limited
田畑 典久 NORIHISA TABATA
Managing Director

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